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「アントマン」鑑賞後の徹底解説:ネタバレ含む


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※この記事は映画「アントマン」の鑑賞後の解説記事です。つまり、ネタバレしまくっています。まだ本作を見ていない人は読まないことをオススメします。逆に鑑賞済みの方は、内容解説を詳しく書いているので色んな謎が解けると思いますし、知らなかった原作ネタを知ることもできると思います。

それでは、本作を見た人はこの後の解説記事をどうぞ…!


●映画概要

・マーベル・シネマティック・ユニバース=MCUに属する映画作品の12作目。「アイアンマン3」から始まるフェーズ2の最終作。時系列的には「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」の後。
・監督はペイトン・リード。
・元々はエドガー・ライトが数年間温めてきた作品で、彼が監督する予定だったがマーベルスタジオとの作品方針の相違が原因で撮影前に急きょ降板。
・世界的には2015年の7月ごろに公開。日本では遅れて9月19日公開だった。
・世界興収は4億ドルほど。日本や中国などではまだ上映中なので最終的な成績はまだ出ていない。
・製作費は約1億3000万ドル。



●キャラ紹介

【ヒーローとその協力者たち】

○2代目アントマン:スコット・ラング

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映画設定
・主人公。電気工学の知識には長けているが、方向性の誤った正義感とスリルを求める幼稚さを持つ。ヴィスタ・コープに就職するも、社内で金にまつわる不正を発見、義賊を気取って暴露するも、窃盗罪で逮捕される。出所後、職を転々とするが偶然(ではなくピムが仕掛けた巧妙なテスト)盗みに入った家でアントマンスーツを発見、色々あって二代目アントマンを襲名することになる。
・演じたのはポール・ラッド。本作の出演にあたって肉体改造を行った。また、本作のPRのために来日した。

コミック設定
・電子機器関連の仕事をしていたが、極貧だったため泥棒をはたらき、逮捕。しかし模範囚として過ごしていたため数年で出所、その後はスターク・インターナショナル(映画ではインダストリーズ)の一部署で職に就くが、娘が重い心臓病に冒されたため、唯一治療できる医師に助けを求めようとするが、ちょうどその医師がダーレン・クロスという人物(彼も心臓病だった)に誘拐されており、苦肉の策としてアントマンスーツを盗み出し、その力を使ってクロスを倒して医師を救出、娘の命を救った。
・後にこの一連の行動をピムが監視していたことが明らかになり、当時イエロージャケットを名乗っていたピムはラングを認めてアントマンのコードネームとスーツを与えた。


○初代アントマン:ハンク(ヘンリー)・ピム

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映画設定
・数十年前に物体を縮小化させるピム粒子を発見。これを液体化させて使い易さを向上、全身スーツで密閉すれば人間(生き物)すら生きたまま縮小化させる事に成功する。また、アリの嗅覚に作用する機械を装備しており、その力で一度にかなりの数のアリを操ることが可能。ヘルメットにはピム粒子がもたらす脳へのダメージを防ぐ役割がある。
・冷戦時は自らアントマンとして極秘任務に携わっていた。数々の任務をこなすも、その存在は極秘であることと記録映像に(姿が小さすぎて)明確に映っていないこと等から伝説として一部の人々の間で語られるのみに留まっている。
・冷戦時、相手国が放ったICBM(大陸間弾道ミサイル)を止めようとして妻のジャネット・ヴァン・ダインと共にアントマン&ワスプとしてミサイル解除に向かうが、ミサイルの装甲が厚い上に隙間もほぼ無い状況だったため、調整器の壊れかけていたピムに代わって苦肉の策としてジャネット(ワスプ)が縮小化のリミットを外し無限縮小化、なんとかミサイルを解除した。しかし彼女は無限縮小化によって人智を超える極小世界“クァンタム・リール”に消えていったため、事実上の死亡扱いとなっている。
・冷戦時から現代まで約4~50年の歳月が経っているわけだが、なんとアントマンスーツのデザインを一切変えていない。
・現代では老齢の科学者になっており、弟子のクロスの野望を阻止しようと奮闘する。妻ジャネットをワスプとして行動させたことを悔いており、娘のホープには決して前線に出させない姿勢を固持している。
・演じたのはマイケル・ダグラス。冒頭の1989年のシーンではCG技術により顔が若返った処理が施されていた。

コミック設定
・初代アントマンで、アベンジャーズの創立メンバー。ピム粒子の力で縮小化・巨大化して戦う科学者。
・コミックでは30~40代くらい。
・精神分裂症を患っており、気弱な性格から一変、DV男へと変貌するなどなかなか凄味のあるキャラクター。コードネームを度々変えていて、アントマン、ジャイアントマン、ゴライアス、イエロージャケット、ワスプなどを名乗ったことがある。ジャネット・ヴァン・ダインと結婚したり離婚したり、アベンジャーズをクビになったり、ウルトロンを開発したりしている。



○ホープ・ヴァン・ダイン

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映画設定
・ピムとジャネット・ヴァン・ダインの娘。
・ピム・テック社に勤めている。ダーレン・クロスの計画に気付き、父ピムのスパイのような状態で情報集めをしていた。
・アリを操る機械の扱いに慣れている。
・格闘スキルも持つ。
・死亡したとされている母ジャネットの遺志を継ぎ、二代目ワスプになる気満々。しかしワスプとして活動したせいでジャネットは帰らぬ人となったので、ピムは娘を思うあまり厳しく禁じている。
・演じたのはエヴァンジェリン・リリー。

コミック設定
・コミックではホープ・ピムというキャラがいる。
・マーベルコミックの正史世界アース616ではなく、平行世界の一つアース982でのピムとジャネットの娘(アース616には存在しない人物)。
・後にヴィラン化してレッドクイーンとなる。
・映画での設定は、ピムを老人としたためにジャネットも同年齢にせざるをえず、またジャネット自身が死亡もしくは行方不明状態のためにヒロイン枠として作り出されたオリジナルキャラと考えていいと思う。髪型はコミックでのジャネットを思わせるようなショートカットになっている。


○ルイス(演:マイケル・ペーニャ) ラングの仲間。お調子者だが結構役に立つ人物。

○デイヴ(演:ティップ・"T.I."・ハリス) ラングの仲間。車泥棒。

○カート(演:デヴィッド・ダストマルチャン) ラングの仲間。ハッカー。


○ハワード・スターク
・アイアンマンことトニーの父親。発明家。戦後はSHIELDのメンバー。
・演じたのはジョン・スラッテリー。「アイアンマン2」以来の登場。(それ以外の作品でハワードを演じているのはドミニク・クーパー)

○ペギー・カーター
・なにげにMCU登場頻度の高いペギーがまたもや登場。演じたのはヘイリー・アトウェル。
・1989年のシーンに登場したため、それなりに歳をとった容姿になっていた(おそらく65歳くらいか)。


○キャシー・ラング
・スコットの幼い娘。
・クライマックス、アントマンとイエロージャケットの戦いに巻き込まれて子供部屋を破壊されるが、本人は無事だった。
・コミックでは父スコットが使用する縮小化粒子を定期的に浴びていたため、後に自身も縮小・巨大化できる特殊体質になっており、ヒーロー:スタチュアとして活動していた。
・映画ではどうなるのか分からない。



【ヴィラン】

○イエロージャケット:ダーレン(ダレン)・クロス

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映画設定
・ピムの弟子の科学者で、野心家。主に金儲けを目的としており、その手段としてピム粒子の再現と軍事利用化を企む。
・イエロージャケットのスーツは軍事目的で作られているだけにジェット推進器での移動やレーザービームを発射することができる。腰から背中にかけて機械を背負っており、そこから生える二本のメカニカルアームから青いレーザーを放つ。機械上部には二本のアンテナ状の物体を備えている。アントマンスーツでも克服できていない縮小粒子の問題を抱えており、さらには密閉化して生物を縮小せねばならないという条件(そうしないと肉と血のゲルになって死亡する)もあるため彼も全頭ヘルメット&全身スーツを着込んでいる。スーツの材質はチタン。
・撮影では実際のイエロージャケットスーツは使用されず、モーションキャプチャ用のタイツを基にCGで作られている。
・見た目のイメージは蟻ではなくスズメバチ(アリとハチは生物学的に見て近縁な昆虫)。
・アントマンに追い詰められたクロスはイエロージャケットスーツを着用。そのまま戦闘となるが最終的にはアントマンによって内部機械が破壊され、異常縮小を起こして死亡。
・演じたのはコリー・ストール。綺麗な頭の形をしている。

コミック設定
・設定はかなり異なる。
・イエロージャケットとは、コミックではピムが精神分裂症を患った際に現れた別人格のことであり、その人格の時に活動していたヒーロー名。なので、ピム=イエロージャケットである。普段は神経質なピムだが、イエロージャケット時の人格は自信満々で行動派な性格となっている。
・ダーレン・クロスは、二代目アントマンのコミック設定の部分に書いた通り。


○ミッチェル・カーソン
・映画では本作が初登場。SHIELDのかつての幹部メンバー。
・現在は怪しい組織の一員として暗躍している。(ヒドラ、テン・リングスと関わりがある)
・コミックではSHIELDの凶暴なエージェント。



●小ネタ

・ラングが収容されていた刑務所はサン・クエンティン刑務所だったが、これはコミックでパニッシャー(悪人を問答無用で殺害するアンチヒーロー)が一時期監禁されていた刑務所の名前。パニッシャーはNetflix配信のドラマ「デアデビル」シーズン2に登場することが決まっているため、そちらにもこの刑務所が登場するかもしれない。

・ピム粒子は多用すると脳に悪影響を与える恐れがある、という設定が語られていたが、これはコミックでピムがよく情緒不安定になっていたことへの言及かと思われる。映画でもピムは娘ホープを危険にさらしたくないために声を荒げるシーンも描かれていたので、ピム粒子が関係あるかどうかは分からないが、ピムが若干の神経質さを持っていることが表現されていた。

・ピムがクロスに「お前を弟子にしたのは、かつての自分を見ているようだったからだ」というシーンがあったが、これも若かりしピムが野心に燃えて自分を見失っていた時期があったことを示しているのではないだろうか。イエロージャケットは映画では観客が理解しやすいようにピムではなくクロスが変身するが、コミックではピム本人の別人格という設定であることを考えると、映画ではクロスがいわゆるピムの分身(もう一人のピム)として描かれているのかもしれない。

・日本語字幕で、クロスがアントマン伝説を「作り話だ」という台詞があるが、原語(英語)では“Tales to Astonish”と言っている。Tales to Astonishとは「驚愕の話」という意味だが、これはアントマンがコミックに初登場した際のコミックタイトル“Tales to Astonish#27、#35(1962年)”のこと。ちょっとしたコミック・リスペクトな台詞である。

・ピム粒子(液体化したもので、色は赤と青)を銀色の小型ディスクに収納、そのディスクを投げて物体に当たると縮小化(赤)もしくは巨大化(青)させられるというアイテムが登場するが、巨大化については今後のアントマンの能力として重要な位置を占めてくる技術だと思われる。コミックでは縮小化技術を発見したピムが逆転の発想で巨大化も可能にし、巨大化を主に使用するヒーローとしてジャイアントマンを名乗っていた時期があるため、映画でもこのように巨大化技術をより使いやすく改良してアントマンがジャイアントマンにも変身できるようになるかもしれない。
・実際、ラング(アントマン)は映画のクライマックスで調整器に巨大化ディスクを挿入・起動させることで縮小化のリミットを外してしまって無限に縮んでいく自分の体を元の大きさに戻すことに成功していた。(しかしラングはそれを無意識にやっていたらしく、覚えていないとのことだった。)

・クロスがイエロージャケットスーツをバイヤー企業にプレゼンしているシーンで、話を聞いている者の中にテン・リングス(「アイアンマン」でトニー・スタークを拉致監禁したテロ集団)のメンバーと思わしき人物がいる。首にテン・リングスのマークのタトゥーが確認できた。

・映画のラスト、サム・ウィルソン(ファルコン)へインタビューする女性が「跳んだりスイングしたり、壁を這ったり…」といった内容の台詞を話すが、これはおそらくスパイダーマンのことを指していると思われる。MCU設定でのスパイダーマンは15歳にしてすでにヒーロー活動を開始していて、その存在が都市伝説的に人々の間で認知され始めているという状況らしい。来年公開の「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」で本格的に姿がお披露目される予定。演じるのはトム・ホランド。

・「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」への言及として、ラングとピムが「まずはアベンジャーズを呼んだらどうですか」「いや、奴らは空から街を落とすのに忙しいんだ」と話すシーンがある。これはもちろんAoUのクライマックス、ウルトロンがソコヴィアの街を浮遊させた際にアベンジャーズがそれを食い止めたことを指しているわけだが、ピムはアベンジャーズが悪者だと思っているらしい。他にも劇中では一般人が読む新聞の見出しとして「ソコヴィア事件の責任は誰がとるのか?」などといったものが見られたし、ラングがアントマンとしてアイテムを取りにSHIELD基地に侵入する際、ファルコンが出てきたことを受けてピムが作戦の即時中止を呼びかけるなど、世間からのアベンジャーズに対する意見は賛否が分かれている模様。

・ファルコンがゲスト出演。AoUラストでも見せた新ファルコンスーツを着てアントマンとバトルを繰り広げた。ゴーグルはハイテク仕様で、生体感知機能を持つ。

・サーティワン(日本以外ではバスキン・ロビンスという店名)をクビになったラングが住居的に使っているミルグロムホテルに向かう最中、建物の壁に映画「インクレディブル・ハルク」(2008年)に登場した、バナーがブラジルの工場で生産に関わっていた緑色ビンの清涼飲料水の広告が貼ってある。

・ミルグロムホテルのミルグロムとは、コミックライターのアル・ミルグロムから拝借したもの。

・アントマンが乗る大型の羽アリの名前はアントニー。“アント”ニー。

・アントマンが調整器を弄ってリミットを外し、無限に縮小していく世界のことをクァンタム・リールと呼んでいたが、これはコミックではマイクロバースと呼ばれる異次元世界のことを指す。MCUの世界観がさらに広がる伏線となっている。(余談だが、2016年公開の「ドクター・ストレンジ」でストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチいわく、彼の作品では多次元世界が描かれるのとこと。)



●エンドクレジット後の映像

○メインのスタッフやキャストがクレジットされた後に流れた映像

・ピムとホープが登場。ひそかにピムが用意していた“ワスプ”のスーツをホープに見せ、「これを完成させる時が来たようだ」と言う。
⇒これは母ジャネットがヒーロー活動をしていた時に着ていたものの改良版だと思われる。コミックではジャネットが現役のワスプとして活動している(とはいえ、例によって活動休止したり死んだりしている)が、映画版では今後、ホープがワスプとなってアントマンと共闘する将来が暗示されたシーンとなっている。



○全クレジット終了後に流れた映像

・アントマン本編とは明らかにトーンの異なる雰囲気。サム=ファルコンが登場し、左腕を巨大な機械に挟まれて身動きが取れなくなっているバッキー(=ウィンターソルジャー)が映し出される。
・スティーブ=キャプテン・アメリカも登場。
・サム「スタークを呼ぶか」スティーブ「いや、ダメだ」サム「知ってる奴がいるんだが…」といった内容の会話をする。
・サムの言う「知ってる奴」とは、おそらくアントマンのこと。なので「アントマン」本編のラストはサムがアントマン=ラングを探しているという流れになっている。
・来年公開の「キャプテン・アメリカ:シビルウォー」に繋がる重要なオマケ映像となっているが、シビルウォーの内容がいまだ不透明なので現時点では何とも言えない。



●ANT-MAN WILL RETURN

・映画のラストで「アントマンは帰ってくる」というメッセージが出たが、実際にアントマンは来年公開の映画「キャプテン・アメリカ:シビルウォー」(邦題は「シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ」の予定?)に登場する。
・シビルウォーは上記の通りストーリー不明なので何とも書きようがないが、どうやらキャプテン・アメリカ陣営とアイアンマン陣営にヒーローが分裂、衝突するという内容らしい。アントマンはキャップ側につく模様。スーツデザインも変わるみたいなので、今後の情報が楽しみである。



…以上で「アントマン」の徹底解説は終了です。
 エイジ・オブ・ウルトロンの記事がかなり遅い投稿になってしまったので、今回はなるべく早めに書けてよかったです。
本作はオリジンもしっかりしていましたし、ギャグや原作コミックネタも上手く盛り込まれていたので素晴らしい完成度になっていたと思います。特にアントマンのキャラデザインはレトロと実用性のバランスを上手く取っていましたし、初代ではなく二代目が主人公という新しさもありました。戦う父親というのも良かったですね。
 ただし、ファルコンとのバトルやラストの「ファルコンがラングを探している」という展開はちょっと強引というか、唐突にMCUとの絡みを作ったような印象を受けたのでそこは個人的にはどうかなと思いました。もっと「アントマン」として独立させても良かったかと思います。エドガー・ライトが監督を降りた理由がちょっと見えた気がしました。

最後に、コメントをくださる場合はニックネーム(適当なやつでいいです)を付けていただけると返信しやすいです。
よろしくお願いします。

次回記事は「バットマンVSスーパーマン」か「スーサイド・スクワッド」予告編分析の予定です。


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「アントマン」第二弾予告編分析


アントマン第二弾予告編分析



前回の記事更新から一ヶ月以上が経ってしまい、申し訳ありませんでした。
今回は映画「アントマン」の第二弾予告編分析です。

詳しいことは第一弾に書きましたが、今回も一応簡単な概要説明を。


【概要】

・全米公開7月17日
・日本公開は9月19日(土)に決定。
・「アベンジャーズ」などで知られるMCUマーベル・シネマティック・ユニバース作品で、フェーズ2のラスト作。
・ペイトン・リード監督

さらに詳しい概要については第一弾で。


それではさっそく本題に入ります。

※この分析が一種のネタバレになる可能性もあるので、過度に気にする方はご注意を。



【予告編】




【分析】


ダーレン・クロス「想像してみてください、虫ほどのサイズの兵士を。究極の秘密兵器です」
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悪役のダーレン・クロス。どうやら彼はピム博士の技術と会社を奪い、軍事目的に悪用しようとしているみたいです。
ピム粒子によって縮小化した人間は、サイズが小さくても通常サイズ時と同じ腕力・体力などが使えるため、やりようによっては強力な兵隊を作り出せるわけです。
ちなみにクロスはコミックにも悪役として登場しますが、あんまりよく知らないので近いうちにちゃんと調べたいと思います。



ハンク・ピム「もし神のごときあの力を皆に与えれば、混沌と化すぞ」
ホープ・ヴァン・ダイン「奴をどうやって止めるの?」
ピム「ある男を知っている」
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ホープ・ヴァン・ダインとハンク・ピム博士。2人は親子なのでしょうか?コミックとは設定が異なるのでよく分かりませんが、仲間なのは確かですね。



ピム「スコット、私は長らく君を監視していた。君は他とは異なる。誰にでも贖罪の機会があるべきさ、だろう?」
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スコット・ラング「確かに。泥棒をするのはもう終わりにしました。んで、何をすればいいんです?」
ピム「泥棒をしてほしいんだ」
スコット「なるほどね」
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泥棒を辞めた、と言っているのに泥棒を依頼するという(笑)
この映画はこういう“抜けた”やり取りがあるので楽しいですね。



ピム「ヒーローになる準備はいいか?」
ホープ「スーツには“力”があるわ」「それの使い方を学べば、大きな味方になるはずよ」
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アリを操ってコインを回転させています。
アントマンのスーツには、アリと交信する機能があるのです。



スコット「いやぁ可愛いもんだ」
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映画「ミクロキッズ」的な。



ホープ「あなたが縮小してる間、超人的な強さを発揮できるわ。弾丸みたいに」
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背負い投げ。



ホープ「パンチのやり方を覚えないとね」
ラング「教えてくれるの?じゃあやって見せ―」(顔を殴られる)
ホープ「こうよ」
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コミカルなシーンが良いです。



クロス「俺からスーツを隠そうとしたな?そいつが今、お前に大恥をかかせようとしてるのさ!」
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イエロージャケットのエネルギー体?



クロス「そしてお前の守りたいものを破壊してやる」
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かなり攻撃的なデザインの悪役、イエロージャケット。
コミックでのイエロージャケットはピム博士が精神分裂を起こした影響で生まれた攻撃的な別人格で、その人格のままピムがヒーロー活動をしていた時の名前です。
映画でのピムは精神的にマトモみたいなので、ダーレン・クロスが変身するキャラとして独立した悪役に設定変更されています。
映画版では縮小化の他にレーザー光線を放つ能力も持っているようですね。



クロス「この未来を止められると思っているのか?お前はただの泥棒だ!」
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アントマンがアリの大群と一緒に下水道?を流れています。
実際に、ある種のアリは多数の個体が身体を寄り合わせてイカダのような状態になり水面を移動することができるとTV番組で見たことがあります。これはアントマンが指令を出してそのようなアリの技を利用しているのかもしれませんね。



スコット「いや、俺はアントマンだ」
クロス「…」
スコット「…言いたいことは分かるって。でも俺が考えた名前じゃないんだよ」
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第一弾の時もアントマンという名前に文句があったようですが、今回も自虐ネタとして使っていますね。



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子供部屋?で縮小化しつつイエロージャケットと戦うアントマン。イエロージャケットはレーザー攻撃ができるので遠距離タイプですが、アントマンはもっぱら接近戦タイプなので分が悪そうですね。



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迫り来るきかんしゃトーマス!
と言ってもオモチャなので、イエロージャケットを轢いても逆に脱線してしまうだけというオチ(笑)



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アントマンが怪力、というか身体のサイズが小さいだけで腕力は通常時と同じかそれ以上なので、オモチャの車両を持ち上げてイエロージャケットに投げつけます。




…以上で今回の予告編分析は終わりです。
第一弾より期待値の上がる内容だったと思います。
日本公開は9月なのでアメリカより2ヶ月も遅いですが、まぁいつものことなので仕方ないですね。




しばらく更新が滞っていましたが、「Batman V Superman:Dawn of Justice」の第一弾予告編が公開されたこともあって、これからなるべく多くの記事を投稿していきたいと思います。

そういえば映画「デッドプール」、Netflixドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」の撮影が始まっていて、撮影現場写真がネットで見られますね。デッドプールに関してはコミックそのままのコスチュームデザインなので期待大です。近いうちに特集記事を書いてもいいかな、と思っています。

あと、「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」が日本以外の国では来週くらいから公開で、海外サイトではかなりの盛り上がりを見せていますね。ネタバレ等が流れてくる時期ですが、上手く避けながら7月の公開まで楽しみに待とうと思っています。

最後に、アメコミとはあまり関係ない(コミック化されたものはマーベルコミックから刊行されている)ですが「スターウォーズ:フォースの覚醒」の予告編第二弾が公開されましたね。ハン・ソロの再登場はやはり嬉しいですし、おそらく悪役の新キャラ:カイロ・レンがカッコ良さそうで期待大です。年末の公開が待ち遠しいです。


次回の記事はBvSの第一弾予告編分析の予定です。
それでは。


「アントマン」第一弾予告編分析



ブログ記事のネタがあまり無いので更新頻度が低くなっております。アメコミ映画情報局です。
そんな中でマーベル映画の新作「アントマン」の第一弾予告編が公開されたので、このブログではお馴染みになりつつある予告編分析を行います。

今回は第一弾の予告編分析ということもあって、「アントマン」という映画の概要も紹介します。
そもそもどういう映画なのか、キャラクター設定などもあまり知られていない可能性がありますからね。



【映画「アントマン」概要】

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ポスター

全米公開7月17日
日本公開9月予定

・「アベンジャーズ」などで知られるMCUマーベル・シネマティック・ユニバースの世界観に所属する作品。
・監督はペイトン・リード。元はエドガー・ライトだったが、マーベルスタジオと作品の立ち位置(「アベンジャーズ」系列とのリンク)について揉めたためにクビになった。ライトはある程度独立した作品にしたかったのだが、スタジオがそれを許さなかったらしい。
・主演はポール・ラッドで、彼が演じる主人公は原作では二代目アントマンとして知られるスコット・ラング。初代であるハンク・ピムは高齢という設定で、劇中ではアントマンの姿では登場しないらしい。演じるのはマイケル・ダグラス。
・悪役はダーレン・クロスが変身するイエロージャケット。演じるのはコリー・ストール。原作とは全然違う設定となる。
・他にヒロイン的立場のホープ・ヴァン・ダインをエヴァンジェリン・リリーが演じる。名前は異なるが、原作でのワスプ=ジャネット・ヴァン・ダインに相当する人物だと思われる。
・ヘイリー・アトウェル演じるペギー・カーターも登場。ゆえにピム博士の若かりし頃も描かれる可能性が高い。
・他にも新たなキャラクターが数人登場する予定。


【原作でのキャラ設定】

〇初代アントマン:ハンク・ピム博士。自ら発見した“ピム粒子”を使うことで身体を縮小化できるようになった人物。縮小化しても肉体的なパワーは通常サイズ時と同じなため、体長1センチ程度でも大の男と同じ力が発揮できる。また、特殊ヘルメットの力で蟻(アリ)と会話できる。神経質で気弱な性格のためか精神分裂症を患っており、普通の精神状態ではない時期が多い。能力の応用で巨大化もできる。
〇二代目アントマン:元泥棒で、娘を助けるために初代アントマンの装備を盗んで着用するが、その後の行いがピムに認められて装備を引き継いだ人物。能力は初代と同じ。
〇イエロージャケット:ピムが精神病をこじらせた結果誕生した別人格。元と違って大胆で攻撃的な性格。蜂(ハチ)のような格好をしていて、主に巨大化能力を使う。ピムと同一人物。→映画版ではピムではなく、別の人物ダーレン・クロスがイエロージャケットになる設定。
〇ワスプ:ピムの恋人で苦労人。能力はアントマンと同じだが、背中に機械仕掛けの羽を装備しており、生体電気を集めて電撃を放つこともできる。


映画の概要と原作コミックの設定は以上です。原作コミックの方は長い歴史があるので簡単なものに留まりましたが。


それでは、本題の予告編分析に移りたいと思います。

※この分析が一種のネタバレになる可能性もあるので、過度に気にする方はご注意を。



【予告編】




【スクリーンショット・日本語版セリフ・予告編分析】


ヘンリー“ハンク”・ピム「スコット…」
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主人公のスコット・ラング。どうやら原作コミック同様、泥棒のようです。映画の序盤で警察に見つかって逮捕されるのでしょう。


ピム「私はしばらくの間、君を監視していた」「君は特別だ」
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画像上:ハンク・ピムの後ろ姿。どういう理由でスコットに目を付けて監視していたのかは分かりません。
画像下:スコット・ラング



ピム「周りの人々に“何もできない”と思わせるな」
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逮捕され、刑務所に連れて行かれているスコット。
MCUではマーベルワンショットと呼ばれる短編映画にて“シーゲート刑務所”という刑務所が登場していますが(収監者は「アイアンマン2」の準悪役だったジャスティン・ハマーや、「アイアンマン3」のトレバー・スラッテリーなど。詳しくはこちらの記事で)、もしかすると世界観の共有を示すためにスコットもそこに収監されるのかもしれませんね。



ピム「二度目のチャンスには、よく考えて取り掛かるんだ」
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なんらかの理由でスコットを解放してあげたらしいピムが、スコットに頼みごとを話しています。



ピム「これがチャンスだ。娘の目に映る父親になれ」
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“チャンス”というのは、おそらく刑務所から解放されたスコットがアントマンになって何らかのヒーロー活動をせねばならず、それをきっかけに更生すること…?




ピム「ヒーローになるのだ」
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ピムの研究室らしき場所にやってくるスコット



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・画像上はピムPYMの文字が建物に入っているので、彼の研究所的な場所でしょう。一説によると映画でのピムは会社の社長という立場のようです。
・画像真ん中の坊主頭の男性は、映画内で悪役のイエロージャケットになるダーレン・クロスです(イエロージャケットのイメージは後で紹介します)。演じているのはコリー・ストール。
・画像下はヒロイン的な扱いだと思われるホープ・ヴァン・ダイン。原作ではジャネット・ヴァン・ダインとして知られ、ワスプというヒーローに扮していた時期もあるキャラですが映画ではホープという名前に変更されているので設定がよく分かりません。
・ホープという名前のキャラは原作コミックのパラレルワールドのエピソードで“ホープ・ピム”というピムとジャネットの間の娘がいるのですが、後に悪党になります。その辺の設定は多分取り入れられないと思うのですが…。
・おそらく映画では主人公の味方だと思います。演じているのはエヴァンジェリン・リリー。



ピム「世界を救えなくても、人々の命を守れ」
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父×娘というドラマが見られるマーベル映画は初ではないでしょうか。スコットはヒーローとして、父親として真っ当な人間になるべくアントマンとしての活躍に身を投じていくのでしょう。(たぶん)



ピム「スコット。私のために“アントマン”になってくれ」
スコット・ラング「ハア。」
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ピムが散々真面目に語っていたのに、気の抜けた返事をするスコット。演じているポール・ラッドはコメディ俳優出身ということもあって、本作は少しユーモアのある映画になりそうです。



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バスタブの中に立っているアントマン。
装備を一部分を押すと体が縮小化します。



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小さくなってバスタブの底に着地。この後何が行われるのでしょう…?笑



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この人物はチラッとしか映りませんが、おそらく重要キャラです。俳優はマイケル・ペーニャで、そこそこ名の知れた人なので映画でも扱いは大きいはずです。ただし演じているキャラ名は公表されていません。この予告編の映像を見る限りでは、胸バッジからしてピムの会社の人であることは間違いなさそうです。また、小銃を持っているので物騒な人だということも分かります。悪役かもしれませんね。


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羽アリが登場。アントマンは原作コミック同様、ヘルメットの能力でアリとコミュニケーションがとれるようです。
ヘルメットの目の部分には中の人(=スコット・ラング)の目が確認できますね。フルフェイスマスクだとなかなか俳優の表情が見えにくいですが、目元が見えると感情が分かりやすいので良いデザインだと思います。


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・画像上:刑務所の乱闘でしょうか。上記のシーゲート刑務所の囚人服とはデザインが違うので私の予想は間違いかもしれませんね。
・画像真ん中:アントマンスーツを着たスコットが娘に会いに行っています。感動シーンの予感。
・画像下:アントマンが敵を背負い投げしています。どうやら人並み以上の格闘能力はあるみたいです。


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この人物はすでに紹介しましたが悪役のダーレン・クロスです。“悪のアントマン”とも呼べるイエロージャケットに変身する予定ですが、設定はまだよく分かりません。噂では彼はピムの弟子で、人の精神に影響するイエロージャケット技術を発明したことでピムと敵対する?との情報があります。アントマンの任務はそのイエロージャケットスーツを盗み出すこと、という説もあります。確かにそれなら泥棒のスコット・ラングがアントマンに選ばれる理由も説明できますね。


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イエロージャケットのイメージ。背中から機械製アームのようなものが生えているのが特徴的です。



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ホープ・ヴァン・ダイン。格闘技(キックボクシング)のようなことをしているシーンもあるので、結構 武闘派なのかもしれません。


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羽アリに乗って飛ぶアントマン。これは初期の原作コミックでもよくやっていた描写です。



スコット「一つ質問が。その名前、変えるには遅すぎるかな?」
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スコットは“アントマン”という名前が直球すぎて気に入らないようです笑



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ロゴ。



…予告編分析は以上です。
映画のストーリーがかなり表面的な部分しか明らかにされていないのですが、映像を見る限りでは結構面白そうです。初代ではなく二代目アントマンが主人公というのも新しいですし、娘のために戦う父親というヒーロー像も新しくて良いと思います。
不安要素は監督のエドガー・ライトが離脱したことによって脚本が急きょ手直しされたことや、それに伴って登場キャラクター(俳優)も何人か降板したので、作品のまとまりが保てているのかどうか気になります。
ただ、アクションシーンなどはしっかり用意されているらしいのでヒーローアクションものとしては心配無用だと思いますし、やはりマーベルスタジオ製作ということで今までの作品たちの面白さが保障されているので総合的に見て期待できる作品に仕上がっているはずです。

映画「アントマン」は
北米では今年の7月17日公開、
日本では9月19日(土)公開予定です。


次の記事は「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」の第二弾予告編分析になりそうです(第二弾予告編自体はもうネットで公開されています)。
他に、「バットマンVスーパーマン」の予告編は2月6~7日、新「ファンタスティック・フォー」の予告編は2月13~14日くらいにネットで公開される可能性が高そうなので、今から楽しみです。もし公開されたらまた予告編分析書きますね。



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