「シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ」鑑賞後の解説:ネタバレ含む


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この記事は映画「シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ」のネタバレ解説です。
解説とはいえ、一人のファンとしてコミックのエピソードやキャラ設定、劇中の描写に対する個人的な解釈&予想を書いているだけなので、内容が必ずしも正確とは限らない場合があるのでご了承ください。

記事内容の性質上ネタバレのオンパレードなので、映画を未見の方はご注意ください。




【登場キャラ】

アイアンマン:トニー・スターク
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本作では“マーク46”アーマーのみを着用する。複数のタイプが登場しないのはシリーズ初である。
全身の各部に小型のリアクターが付いているが、胸以外のものはマイナスネジの頭のような形をしており、発光しているのはスリットになっている部分のみである。複数のリアクターがアーマーの性能を増幅させているらしい。しかし劇中の描写では特に目新しい機能はない上にパワー的にもこれまでとあまり変わらないように見えた。
現在、トニーはペッパーと距離を置いている。「アイアンマン3」でアーマーをほぼ全て破棄したあとも結局アイアンマンとして活動していたことが原因らしい。
本作で母親との思い出が披露される。トニーが弾きもしないピアノを自宅に置き続けている理由が判明した。



キャプテン・アメリカ:スティーブ・ロジャース
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・本作冒頭では、AoUのラストで組織したニューアベンジャーズを率いて悪と戦っていた。
・コスチュームは「~ウィンターソルジャー」に登場したストライクスーツに似ているが、細部や配色は異なる。AoUで使っていた磁気で盾を呼び戻す装備は無くなっていた。


ウィンターソルジャー:バッキー・バーンズ
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・「~ウィンターソルジャー」以降、棲みかを転々とする逃亡生活を送っていた。
本作では記憶を取り戻しているが、ある特定の単語の羅列によって暗殺者としての人格が表面に出てくることが判明。
・ウィンターソルジャー時代、トニーの両親の暗殺を実行した。
・実は彼以外にもウィンターソルジャーが5人もいたことが明かされる。



ブラックウィドウ:ナターシャ・ロマノフ
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・本作ではアベンジャーズ存続のため、ソコヴィア協定に賛成する。
・しかしやはりキャップとの友情は厚く、空港でのバトルでは彼やバッキーを逃がすために協力する。
・かつてのミステリアスで無感情なエージェントというイメージから、チームやメンバーのことを考えフォローする包容力を持ったキャラに変化しつつある。



ファルコン:サム・ウィルソン
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・これでMCU作品登場回数4回目となるので結構な出演頻度である。
・本作では機械翼を折り曲げられるようになっており、身体を覆う形にして盾としても使っていた。
・ジェットパック中央部から独立したユニット(ドローン)“レッドウィング”を射出することも可能になっており、情報収集や奇襲などに利用している。
・アイアンマン陣営に敗北後はラフトに収容されていたが、他のヒーロー達と共にキャップの助けを得て脱獄する模様。
・レッドウィングはコミックでは機械ではなく本物の生きた鳥で、テレパシーで鳥とコミュニケーションのとれるファルコンの相棒として活躍する。
・映画版ではリアリティーのためか、機械仕掛けのドローンという設定になっている。



スカーレットウィッチ:ワンダ・マキシモフ
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・ニューアベンジャーズのメンバーとして活動。能力が未知なうえに強力なため、ソコヴィア協定が登場してからは自宅に監禁状態にされる。
・ラゴスでクロスボーンズの起動した爆弾を防ぎきれず被害を出したことに責任を感じていたが、そのわりに空港戦ではやたら車を投げ飛ばしたりしてさらなる被害を出していた。



ホークアイ:クリント・バートン
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・AoUのラストでヒーローを引退していたが、キャップ陣営に加勢するため復帰する。
・自分をかばって死亡したクイックシルバーのこともあり、残されたスカーレットウィッチ=ワンダの保護者的な立ち位置でもある。
・本作ではまた新しいデザインのコスチュームを着ている。今までのものよりさらに射手らしい装備になっている。
・弓は接近戦用に変形できる物を使用。
・コミックでも有名な、“小さくなったアントマンを矢じりに乗せる”というコンビネーション技を披露した。
・後半、アイアンマン陣営に敗北してラフトに収容されてしまうが、後にキャップに助け出してもらった模様。



アントマン(2代目):スコット・ラング
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・自身のソロ映画「アントマン」に引き続き登場。ファルコンと面識があることから、キャップ陣営にスカウトされる。
・本作ではコスチュームデザインが新しくなっている(ハワード・スタークを敵視しているピム博士が対アイアンマン用としてリデザインしたものか…?)。
・縮小能力を逆転させて巨大化する能力を身に付けており、“ジャイアントマン”として大暴れした。
・小さくなったら力が凝縮されるのでパワーアップするという設定だったが、大きくなってもパワーアップしているのはなぜだろうか…。

コミック設定
・コミックでもアントマンはジャイアントマンとして活動していた時期がある。巨大化能力は濫用しすぎると細胞に負荷がかかり一定期間元のサイズに戻れなくなるペナルティがあるので、能力を使いすぎると巨人状態での生活を強いられることになる。
・コミックではアントマンのコスチュームのまま巨大化することはなく、ジャイアントマン用のデザインのコスチュームが別に用意されている。



ウォーマシン:ジェームズ・ローディ・ローズ
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・トニーと考えを同じくし、そもそも軍人として政府寄りの考えを持つローディは協定に賛成する。
・ウォーマシンアーマーの型はマーク3。右胸にAoUのときに倒した量産型ウルトロンの数をマーキングしている。
・空港戦のラストでヴィジョンの放ったビームを誤って食らってしまいリアクターを損傷。そのまま行動不能になり墜落。後遺症として下半身に麻痺が残ってしまった。トニーのサポートを受け、アーマータイプの歩行補助具を付けてリハビリしていた。
・コミックでは一時期サイボーグ化していたこともある。


ヴィジョン
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・アベンジャーズAoUで誕生するも、まだ自分のアイデンティティーを上手く掴めていない様子だった。
・分子密度を変えて物体を透過する能力をさらに使いこなせるようになっており、ホークアイを圧倒したほかジャイアントマンの体勢を崩させるほどの強力な体当たりを披露した。



クロスボーンズ:ブロック・ラムロウ
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・「~ウィンターソルジャー」でSHIELDストライクチームに在籍しつつ実はヒドラの戦闘員だったラムロウだが、「~ウィンターソルジャー」のラストで倒壊するビルに飲み込まれて重傷を負っていた。
・本作では傷を隠すためか戦闘服にフルフェイスマスク姿で登場。仲間を引き連れて生物兵器を盗み出す犯行に及ぶ。
・ブラックウィドウに電撃を食らわされた際、「今の俺にそんなものは効かねぇ」と発言していたことから、なんらかの身体的強化を施されている模様。
・両腕に取り付けたガントレットを使ってキャップと交戦するが敗北、持っていた爆弾を起動させて道連れにしようとするもスカーレットウィッチの念動力で封じ込まれた。しかしスカーレットウィッチが爆風を抑えきれずラムロウごと爆弾を上空に飛ばして被害を減らそうとした結果、近くのビルのフロアが破壊されることになってしまった。ラムロウは死亡したが、周囲を巻き添えにしてしまったヒーローたちはその責任を問われることとなる。

原作設定
・コミックでは主に現代に蘇ったレッドスカルの手下であり、クロスした骨の紋章とドクロマークのマスクを身に着けている大男。
・傭兵であり、ヒドラ党員というわけではない。



ヘルムート・ジモ
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映画設定
・ソコヴィアの軍人。AoUのソコヴィア戦で家族を失い、復讐のためにかつてのウィンターソルジャー計画の情報収集を行ったうえでトニー、キャップ、バッキーを戦わせ、破滅させる陰謀を画策した。
・ラストは逮捕されるが、意味深な発言もしており単なる復讐が目的ではない可能性がある。

コミック設定
バロン・ハインリッヒ・ジーモ=バロン・ジーモとして知られる。映画版とは設定が全く異なる。元は第二次世界大戦中に活動していたナチスのメンバーであり、科学技術を使って超強力な接着剤を開発。しかしその接着剤のせいで被っていた覆面が取れなくなるというアクシデントに見舞われ、紫色の覆面が彼のトレードマークになってしまう。
主にキャップの宿敵であり、大戦中にバッキーを爆殺(知っての通り実は死んでいない)し、キャップを氷漬けにして行動不能にした張本人。戦後はやはり生き残っており、現代では息子(本名:ヘルムート)も登場するなどレッドスカル並みのしつこさでキャップと戦い続けている。



シャロン・カーター
・元SHIELDのエージェント。エージェント13。本作では共同対策本部に所属している。
・スティーブの恋人ペギーの姪だということが判明する。
・キャップたちを陰でサポートする。

エヴェレット・ロス
・対テロ共同対策本部副司令官。ウィーン爆破テロの容疑者としてバッキーを逮捕、捜査の妨害をしたとしてキャップとファルコンの装備を没収する。

サディアス・サンダーボルト・ロス
・映画「インクレディブル・ハルク」以来8年ぶりの再登場。演じているのも「~ハルク」同様ウィリアム・ハート。
・本作ではアメリカ国務長官になっている。
・ソコヴィア協定をアベンジャーズに提示する、ソーやバナー(ハルク)を“歩く核爆弾”と表現するなど、やはり超人に対する屈折した考え方を持ち続けている様子。



ブラックパンサー:ティチャラ
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映画設定
(架空の国)ワカンダの王子/王として登場。
ブラックパンサーのボディスーツはワカンダの戦士を表現したものであるらしい。代々受け継がれていくものという説明があったが、デザインは常に一定なのか受け継いだ人の体格や時代に合わせた素材を使って特注するのかは不明。ティチャラが着ているものはヴィブラニウム製。防弾仕様になっており、大口径の銃弾や爆弾を受けてももろともしない。高所からの着地も可能にするなど、振動を吸収する性質のヴィブラニウムを活かした戦闘服となっている。また、メカニズムは不明だが両手の爪は自動的に収納・展開できるようになっており、刃物としての切れ味は抜群である。戦闘方法としてはもっぱら格闘術のみであり、武器は一切使わない。名前の通りクロヒョウの動きを模した鍛え上げた肉体を駆使したものとなっている。
首から爪先までは柔軟性のあるタイツ風のボディスーツであり、運動性に富む彼のアクションに干渉しないような素材感になっている。首から上のみ硬いヘルメットで防御力を高めているが、着脱は容易。全身に民族模様というかトライバルのようなものが彫られており、よく見ると複雑で立体的な質感となっている。
父で国王のティチャカがテロに遭って死亡してからは王に就任し、一部の者から陛下と呼ばれている。

コミック設定
アフリカの架空の国、ワカンダの王。黒人。ブラックパンサーの名はワカンダ王に与えられる尊称。
漆黒のボディスーツにはワカンダでのみ産出される希少金属ヴィブラニウム製のメッシュスーツが内蔵されており、金属なのに柔軟性があるという設定になっている。機能的には映画版と同じ。コミックではブーツに仕込んだヴィブラニウムの力で足音を完全に消す・壁を登る・水面に浮くことも可能。
肉体的には常人だが、神秘的なハーブの効果によって身体能力を強化している。
武器はほぼ使うことはないが、レーザー発射装置を携帯していることがある。また、コスチュームとしてマントを着けていることもある。
首飾りなどの装飾品はコミックでは金色をしていることが多い。一時期X-MENのストームと結婚していた。
戦闘方法はもっぱら格闘術である。



スパイダーマン:ピーター・パーカー
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映画設定
すでに素人ヒーローとして活動を始めており、世間からある程度の認知を受けている存在(「アントマン」でも言及されていた)。
素人ヒーローとしてのスパイダーコスチュームは赤いパーカーのようなものを着て、黒いゴーグルを付けたもの。
暴走車を止める、ウィンターソルジャーのサイバネティックアームによるパンチを片手で止めるなど、腕力はかなりのものである。
原作コミック同様ウェブ(クモ糸)発射能力はなく、自ら開発したウェブシューターを使ってウェブアクションを行う。
トニーに作ってもらったスパイダースーツにはマスクの目の部分に“絞り”のような機能が付いており、ピーターが発言していた通りあえて視界を悪くすることで感覚を研ぎ澄ませることができるようになっている(と思われる)。もしくはなんらかの視覚的補助が付いているのかもしれない?(アイアンマンのHUD的な)。
本作ではオリジン(誕生秘話)は語られなかった。MCUの方針としてはすでによく知られたスパイダーマンのオリジンはあえて描かず、最初からスパイダーパワーを持ち、その力の責任感も備えた15歳の少年として設定している。
2017年7月には単独主演映画「スパイダーマン:ホームカミング(原題)」が全米・日本公開決定。キャストはトム・ホランドの他、引き続きロバート・ダウニーJr.がトニー役として登場するなどクロスオーバーの強みを活かした内容になりそうな予感。監督はジョン・ワッツ。

コミック設定
特殊なクモに噛まれた高校生が超人的な能力を得たことで“力の責任”を学んでいくヒーローもの。ファンの人気が高く、同時に複数のコミックシリーズを展開されるなど多忙なキャラ。大規模クロスオーバーエピソードではたいていキーマンとなる役割を与えられることが多い。30~40歳代くらいの大人のヒーローが多い中、若者で冗談好き、他のヒーロー達と絡ませやすいというキャラ性質上、登場頻度は高め。
映画「スパイダーマン」(02~07年)3部作の大ヒットによってコミックファン以外にも広く認知される存在となり、続く新シリーズ「アメイジング・スパイダーマン」(12~14年)も2作作られた。




【用語解説】

ヴィブラニウム
(架空の)希少金属で、振動を吸収する特殊な性質があるため防御性に優れる。軽重量。
主にキャプテン・アメリカの使用する盾の材質として有名。

ワカンダ
アフリカにあるという設定の国。存在自体は「アイアンマン2」のラストで地図上にそれらしきものが写っている。他にもAoUで闇の武器商人クロウがワカンダから入手したヴィブラニウムをウルトロンに売るなど、小ネタ的に示されてきた。
コミックでは希少金属ヴィブラニウムを産出するということから経済的には豊かで、テクノロジーも高度に発達している。映画でも冷凍睡眠装置を備えているなど、技術的には最先端のものを備えているらしい。

ラフト刑務所
映画設定
海中に建てられた刑務所。出入りするには建物自体を海面に露出させる必要がある。性質上、超能力やそれに匹敵する装備を持つ人物を収容するためのもの。映画後半でアイアンマンチームに破れたキャップチームメンバー(スカーレットウィッチ、ホークアイ、ファルコン、アントマン)が監禁される。
コミック設定
ロケーションは映画版と同じ。設定としては超人などを収容する刑務所という点は映画版と同じだが、コミックではもっぱらスーパーヴィランを収容している。コミック「ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト」ではスーパーヴィランのエレクトロが起こした強力な雷によって囚人が多数逃げ出し、ヒーローたちが事態の収拾に駆り出されることとなった。



【小ネタ】

・映画序盤の若いトニー・スタークは、現在のロバート・ダウニーJr.が演技したものをCGで加工して若返らせている。「アントマン」でピム役のマイケル・ダグラスが若返った技術と一緒。

・トニーは本作でも“常に命を狙われている”という意識を持っているためか、腕時計から変形するグローブ状のアーマーを装備している。

・クリス・エヴァンスは、バッキーの乗るヘリを素手で掴んで地上に引き戻そうとするシーンで、服を脱いで上半身裸で演じたいと提案していたが周りから止められた。

・本作には「アントマン」のエンドクレジット後の映像がそのまま使用されている。

・ピーター・パーカー初登場シーン、エンドクレジットで流れていた曲はalt-Jの“Left Hand Free”。

・ロバート・ダウニーJr.とメイ伯母さん役のマリサ・トメイはかつて付き合っていた。本作の共演シーンはその事をいじったネタでもある。

・スパイダーマンがアイアンマンに勧誘されてチーム入りするのは原作コミックと同じ。(コミックではさらに親密で、トニーはピーターにアイアンスパイダーと呼ばれる金属製ハイテクスーツをプレゼントしている。)

・スパイダーマンがジャイアントマンの脚にウェブを巻き付けながら「超古い映画見たことある?『帝国の逆襲』っての」という台詞は「スターウォーズ:帝国の逆襲」のことを指している。

・クライマックス、ウィンターソルジャーにミサイルを撃とうとしたアイアンマンが「照準器が壊れたか。目測でやる」などと言っていたが、これに似た台詞を映画「アイアンマン」の悪役オバディア・ステイン=アイアンモンガーも言っていた。

・クライマックス、キャップにボコボコにされているアイアンマンがサポートAI(フライデー)にキャップの攻撃パターンを分析させて反撃したが、原作コミック「シビルウォー」でも似たような方法でキャップを圧倒している。

・クライマックス、アイアンマンにボコボコにされたキャップが拳を構えながら「まだまだやれるさ」と言い放つシーンは映画「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」にて路地で虐められていた時にいじめっ子に言った台詞と同じ。

・マーベルキャラを多数生み出したコミック原作者のスタン・リーは、本作ではキャップがトニーに送った小包を配達する役でカメオ出演している。

・ブラックパンサー:ティチャラ役のチャドウィック・ボーズマンは、5作品のMCU映画出演契約をしている。





【オマケ映像について】

オマケ映像1
記憶を取り戻したバッキーだが、本編にもあったように一連の単語を聞かされることによって強制的に暗殺者としての人格が表に出てきてしまう後遺症を恐れ、そのマインドコントロールを除去する手段が見つかるまで冷凍睡眠に入ることを決意する。冷凍睡眠中はティチャラの協力を得てワカンダの秘密施設に匿われている。

オマケ映像2
・部屋で手首にスターク製のウェブシューターを付けているピーター。ウェブシューターから赤い光線が出て不思議に思っていたらメイ伯母さんが部屋に入ってきたため、怪我(実際にはシビルウォーで負ったものだが、喧嘩でパンチを食らったということにしている)を冷やすふりをしてシューターと光線を隠す。伯母さんが去ったあと光線を天井に映し出すと、スパイダーマンの顔を模したシグナルであることが判明する。
・これはコミックでスパイダーマンがたまに使う“スパイダーシグナル”である。悪党の目の前に投影することでスパイダーマンの存在を事前にアピールすることができるが、それ以上の機能は特にない。
・しかし映画では円形のシグナルの縁に小さなアイコンがたくさん並んでいたため、なにかしら操作することで実用的な機能があるのかもしれない。



【感想】

・原作コミックで一大クロスオーバーイベントだった「シビル・ウォー」を上手くMCUの設定に落とし込んだ点は見事だと思った。
・~ウィンターソルジャーに引き続き、難しいテーマを主軸に置きながらキャップ側、アイアンマン側双方に正しい点、間違っている点をバランスよく配置し、あえて結論を出さないことで観客達に議論の余地を与えるという作り方になっているのは作品に単なる娯楽性以上の価値を与えたと思う。
・新キャラのスパイダーマン、ブラックパンサーをデビューさせ、かつ魅力的に仕上がっていたのは見事。
・監督のルッソ兄弟は映画公開前のインタビューなどで本作を「アベンジャーズ2.5ではなくあくまでキャプテンアメリカの3作目」と説明していたが、個人的に本編を見た印象ではキャップ3というよりアベンジャーズAoUの後日譚(つまりアベンジャーズ2.5)という印象が否めなかった。今回の事件の発端となる協定名が“ソコヴィア協定”だったのもAoUの続きに感じてしまう原因のひとつだと思った。NY決戦やワシントンDCヒドラ壊滅事件もひっくるめた協定ならコミックのように“超人登録法”という名称にした方が分かりやすいし、街に被害を出すのはアベンジャーズだけでなくヴィランも含まれるので、協定の対象がアベンジャーズのみなのも変だと思った。スーパーヴィランを取り締まれば自ずとアベンジャーズの出番もなくなるわけなので、ヴィランを撲滅する方が先ではないかと思う。
・終盤はトニーVSキャップ&バッキーの個人的な感情によるバトルになってしまっていたので、協定もシビルウォーも関係なくね?と思ってしまった。




【続編】

・本作の直接的な続編は現時点では企画されていない。一応、これでキャプテン・アメリカを主人公としたシリーズは完結となる。
・今後のMCU作品はある程度の独立性を保ちつつも、よりクロスオーバー色を強めていく模様。例えば「スパイダーマン:ホームカミング」にはトニー・スタークが登場することが決まっているし、「ブラックパンサー」はシビルウォー直後から物語がスタートするらしい。
・もはやMCUは一作ずつ作品を理解、評価していくのは困難になっている“一見さんお断り状態”になっているわけなので、古くからのファンはより複雑に絡み合う世界観を楽しむことができる反面、これからMCUに興味を持つ人たちは新作を見るに当たって大量の過去作を遡って見ないといけないという問題が出てきている。今まで作品数が少なかったので特に表面化してこなかったが、最近になって客層の広がりが鈍くなっている感は否めない。



【MCU今後のラインナップ】

[2016年]
「ドクター・ストレンジ」日本公開12月予定

[2017年]
「Guardians of the Galaxy Vol. 2」全米公開5月5日
「Spider-Man: Homecoming」日本公開7月
「Thor: Ragnarok」全米公開11月3日

[2018年]
「Black Panther」全米公開2月16日
「Avengers: Infinity War – Part 1」全米公開5月4日
「Ant-Man and the Wasp」全米公開7月6日

[2019年]
「Captain Marvel」全米公開3月8日
「Avengers: Infinity War – Part 2」全米公開5月3日

[企画休止]
「Inhumans」



【原作コミック】

本作の主な元ネタコミックは、タイトルそのまんま『シビル・ウォー』。日本語翻訳版がヴィレッジブックスにより刊行されている。タイイン(サブエピソードみたいなもの)もたくさん翻訳されているので合わせて読んでみることが可能。




…今回の記事は以上です。
映画の公開からだいぶ経ってしまいましたが、BvSのときよりは早く投稿できたかと思います。
本作はフェーズ3のスタート作なわけですが、良い出だしになったのではないでしょうか。監督のルッソ兄弟はジョス・ウェドンに変わって「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」を撮る予定ですが、この「シビルウォー」で見せた多数のヒーローが入り乱れる戦闘シーンや各キャラの内面描写の上手さなどからして十分に期待できると感じました。


次回の記事は「デッドプール」です。
すでに見ましたが最高でした。





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「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」鑑賞後の徹底解説:ネタバレ含む



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※この記事は映画「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」の鑑賞後の解説記事です。つまり、ネタバレしまくっています。
まだ本作を見ていない人は読まないことをオススメします。逆に、見た人は読んだ方が良いです。かなり詳しく書いているので色んな謎が解けると思いますし、知らなかった原作ネタを知ることもできると思います。

それでは、本作を見た人のみ、この後の解説記事をどうぞ…!



●ストーリーの核心部分と結末(この部分は読まなくてもいいです。映画のストーリーが分かりにくかった人が読めばいいと思います)

・実は、SHIELDには創設時からヒドラ(映画版ではレッドスカルがナチスから枝分かれさせた悪の組織)の残党が潜り込んでおり、現代に至るまで暗躍していた。現代ではいよいよヒドラが影でSHIELDの実権を握り、名目上は「悪が事件を起こす前にSHIELDがヘリキャリアーなどを使って殲滅する」という触れ込みの“インサイト計画”を画策する。
・その計画の悪意に気づいたニック・フューリー、キャップ、ブラックウィドウを葬るために暗躍するのがウィンターソルジャー。
・ウィンターソルジャーは戦時中、谷底に落ちて死亡扱いになっていたバッキー・バーンズをヒドラが救出し、改造を施した姿だった(現代も若いままなのは、任務が無いときは常に冷凍保存されていたため)。
・クライマックス、とうとうSHIELD内で正体を明かしたヒドラのメンバーが、ヘリキャリアーを3機起動させてリンクし、有無を言わせぬ虐殺によって完全な管理社会を作ろうという本当のインサイト計画を実行に移す。
・キャップやファルコンがヘリキャリアーのプログラムチップを3機とも替えることでなんとか計画を阻止。SHIELDのメンバーはヒドラ、また、ヒドラが潜伏して腐っていたSHIELDそのものを壊滅させるため、ヘリキャリアー同士を攻撃させ合い、両組織は壊滅する。
・映画の前半で死亡したフューリーは死を偽装していただけで実は生きており、ヒドラの黒幕アレキサンダー・ピアースを殺害する。
その後は自分の死を偽装し続けたまま、身分を捨てて新たなる平和への道を探すために影の活動を始める。
・キャップはヘリキャリアー内でウィンターソルジャーと戦うが、気を失ってヘリキャリアーから地上の川(海か?)に落ちてしまう。しかし、戦いの中で「自分たちは友達だった」というキャップの言葉によって失った記憶を取り戻しつつあったウィンターソルジャーは、川に落ちたキャップを救い出し、どこかに去っていった。




さて、ここからが本題です。


●エンドクレジット後の映像について
・2つ映像があった。

○まず一つ目。
どこかの怪しい場所。本編で壊滅したヒドラは組織の一部にしか過ぎず、ストラッカー率いるヒドラの母体が登場する。ストラッカーは「アベンジャーズ」でロキが宇宙人からもらった杖(槍)を所有しており、それを見て「我々は奇跡を起こした」と語る。人体実験の末、「奇跡の時代」なるものを作ったのだ。
・高速移動するクイックシルバー、ブロック状の物体を浮遊させるスカーレットウィッチが映し出される。2人は牢屋のような部屋に入れられている。
・ストラッカーのセリフから読みとると、人体実験によって2人に超能力を植え付けた模様。


◎原作設定によるキャラの紹介

○バロン・フォン・ストラッカー

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・原作では、ヒドラを結成した元ナチス党員(映画版ではヒドラを結成したのはレッドスカルになっているが、原作ではストラッカー)。
・レッドスカルと親交があった。
・戦後も生き残っており、老化を抑える薬品のおかげで現代でも比較的まだ若い(40~50歳くらいか?)。
・目的はヒドラによる世界征服。
・右手には「サタン・クロウ」という多機能ガントレットを付けている。
・身体には「デス・スポアー・ウイルス」を宿らせており、彼に触れた者はそのウイルスに感染して即死する。本人は耐性を持っているため、ウイルスの影響を受けない。
・もし彼が死ぬとデス・スポアー・ウィルスが飛散して、世界中にウイルスがばらまかれる、と言われている。

〇映画版では?
・詳しいことは不明だが、ヒドラのトップであることは間違いないだろう。
・サタン・クロウは確認できなかった。ウイルスについても同様。
・原作ではハゲだが、映画版では坊主頭。
・原作同様、右目にだけ視力矯正用レンズを付けている。
・「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年4月日本公開)にも登場が決定している。
・他は不明。
・演じているのはトーマス・クレッチマン。
・画像は、ネットで探せば盗撮されたと思われるものが見られる。しかし、盗撮疑惑のある画像をこのブログに貼るわけにはいかない。





○スカーレットウィッチ(原作設定)

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・本名ワンダ・マキシモフ。マグニートーの娘でクイックシルバーの双子の姉。ミュータントで、自分の都合の良いように確率を操作できる能力。
・生まれたときは既にマグニートーと母親が離別していたため、父親を知らなかった。しかしミュータント能力が発現してからは周りに差別され、最終的に偶然マグニートーの下についた(この時もお互い親子であることを知らなかった。判明するのはだいぶ後)。
・確率操作能力は次第に強力になり、現実改変まで行えるようになった。その強大なパワーのせいで精神が不安定となり、あり得ないはずのヴィジョン(ロボット)との子供を妊娠したり、ミュータントがマジョリティとなった「ハウス・オブ・M」世界を創り出したりした。
・暴走してアベンジャーズのメンバーを殺して解散させたり、ホークアイを短期間で二度殺したり、世界中のミュータントの能力を消失させたりもしたが、現在はアベンジャーズのメンバーとしてまともに頑張っているので、安心してほしい。
・はっきり言って無敵の能力だが、よく失敗する。最近は落ち着いてコントロールできるようになったが、それでも成功率は80%くらいである。


〇映画版では?

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「アベンジャーズ2」の撮影現場に登場したスカーレットウィッチの画像。

・まず説明しないといけないのは、ロキの杖の先に付いている青く光る石。これはおそらくインフィニティ・ストーン。「マイティ・ソー:ダーク・ワールド」でもインフィニティ・ストーンのエーテルが出てきた。全部で6個ある。
・原作ではインフィニティ・ジェムと呼ばれている。名前はそれぞれあるが、映画版の物とは異なるので省略。6つ集めると超兵器インフィニティ・ガントレットが完成する。サノスが…いや、この辺にしておかないと脱線しすぎてしまう!
・で、映画版のスカーレットウィッチの話に戻ります。彼女(と後で紹介する弟のクイックシルバー)はおそらくこのインフィニティ・ストーンの力で人体実験を経て超能力を身に付けた模様。(※まだ公式発表ではない)
・映画版のスカーレットウィッチと弟のクイックシルバーは、本作では原作のようなミュータントではない設定。
なぜなら
〇アベンジャーズ系の映画はマーベルスタジオ
〇X-MEN系の映画は20世紀FOX
が権利を持っており、ミュータントという呼称はFOXのものだから。つまり、権利上アベンジャーズ系の映画にミュータントは出せないのだ。なので上記のような設定改変が必要になってくる。
・また、同じ理由でスカーレットウィッチとクイックシルバーはアベンジャーズ系の映画ではマグニートーの子供ではない。
・「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」に登場する。
・演じているのはエリザベス・オルセン。




○クイックシルバー(原作設定)

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・本名ピエトロ・マキシモフ。マグニートーの息子、スカーレットウィッチの双子の弟。生い立ちは姉と同じ。ミュータントで、超高速移動が可能。
・性格は短気で嘘つき。しかもシスコンで、スカーレットウィッチを気にかけすぎて結果的に彼女の暴走を招いてしまうこともよくある。ハウス・オブ・M展開の後のM-デイでミュータント能力を無くしてしまうが、インヒューマンズの技術を勝手に使って能力を取り戻した。


〇映画版では?

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「アベンジャーズ2」の撮影現場に登場したクイックシルバーの画像。

・設定は姉のスカーレットウィッチのところで説明したものと一緒。
・ちなみに、映画版では「アベンジャーズ2」以外に「X-MEN:フューチャー&パスト」にも登場。しかし両作品のクイックシルバーは全くの別人。設定も俳優も違う。なぜならアベンジャーズとX-MENの映画は映画会社が異なるから。
・アベンジャーズ系映画で演じているのはアーロン・テイラー=ジョンソン。





〇2つ目のエンドクレジット後の映像について

・本編でスミソニアン博物館にキャプテン・アメリカとその仲間のハウリング・コマンドーを紹介した歴史コーナーがあったが、エンドクレジット後の映像ではウィンターソルジャーことバッキーが普段着を着てそこを訪れる。
・時系列的には本編のクライマックス後、キャップを助けてからどこかに去って数日経過した頃だろうか?
・博物館のそのコーナーで自分の顔と紹介文を発見し、キャップが戦闘中に訴えていた「本名はバッキー・バーンズ」という証拠を見る。
・彼の少し驚いた顔が映し出されて映像が終わる。
・記憶が戻ったかどうかは不明。
・続編に彼が登場するかどうかは分からないが、バッキー役のセバスチャン・スタンはあと7作品ものマーベル映画に出演契約をしている(本当)。




〇エンドクレジット後の映像については以上。






●本編に登場したキャラ紹介
(メインのキャラは別に紹介しなくても大丈夫なので、割愛)


○アレキサンダー・ピアース

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・本作では、SHIELDと世界安全保障委員会を繋ぐ重役として登場した。
・実は彼もヒドラのメンバーであり、SHIELDに潜伏してインサイト計画を推し進め、(ヒドラによる)完全なる管理社会を作ろうと企んでいた。
・結局は形勢が逆転し、ニック・フューリーに撃ち殺された。死に間際に「ハイル、ヒドラ(ヒドラ万歳)」と言っていた。ヒドラメンバーのお決まりのフレーズである。(ヒドラはナチスから派生した組織であるため、ナチスの「ハイル、ヒトラー(ヒトラー万歳)」というフレーズをパクっているのだ。)
・演じたのは名優、ロバート・レッドフォード。
・原作から最も設定変更されたキャラ。原作では真面目なSHIELD隊員。全然偉い人ではなく、ニックの頼れる部下といった立ち位置。決してヒドラのメンバーではない。影が薄いので、コミックアーティストによってよく見た目が変わる。





○ブロック・ラムロウ

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・本作では、SHIELDの対テロ部隊STRIKE(原作には存在しない)の隊長。キャップとはチーム仲間。
・インサイト計画に異を唱えるキャップを拘束するため、他の隊員とともにエレベーター内でキャップに襲いかかる。隊員が全滅する中、ラムロウだけは最後までキャップと戦った。結局、エレベーターの天井に投げつけられて倒された。
・その後、実はヒドラのメンバーだと発覚し、殺戮ヘリキャリアーの起動を強行した。
・“ヒドラの意志を継ぐ者”としてクライマックスではファルコンことサム・ウィルソンと戦う。
・最終的に、サムと戦っていた建物トリスケリオンにヘリキャリアーが墜落したため、それに巻き込まれて重傷を負う。しかし、まだ生きているので担架に乗せられて病院に搬送された。
・原作ではレッドスカルの忠実な部下・傭兵。コードネームは“クロスボーンズ”。ドクロのマスクを被り、胸に骨がクロスしたマークがついた服を着ている。
・映画版では本名しか出てこなかったため、彼がクロスボーンズだと気づかなかった人も多いのでは?
・演じたのはフランク・グリロ。彼はやる気満々で、役をゲットしたとき大興奮していた。
彼いわく「『ウィンターソルジャー』はクロスボーンズのオリジン(誕生秘話)。」とのことで、今後の作品にも登場する可能性を示唆している。




○エージェント13

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・本名、シャロン・カーター。SHIELDのエージェント。
・本作での出番はそれほど多くなかったが、今後のシリーズには大きく関わってくるハズなので、顔と名前は覚えておこう。
なぜなら名字から分かるとおり、ペギー・カーターの親戚であることは間違いないから。
・原作ではペギーの年の離れた妹。SHIELDのエージェント。エージェント番号が13番だからエージェント13。後にキャップと恋仲になる。
・映画版では原作と時代設定が異なる(原作でキャップが氷付けになっていたのは20年間、映画では70年間)ので、おそらくペギーの曾孫?かもしれない。(※公式設定は明らかになっていない)
・当然だが、ヒドラのメンバーではない。
・とにかく、顔と名前を覚えておこう!
・演じたのはエミリー・ヴァンキャンプ。





○アーニム・ゾラ

・前作「ザ・ファースト・アベンジャー」に引き続き登場。
・本作では戦後のSHIELD創設時からヒドラの残党として内部に潜り込み、悪の芽を植え付けていた。
・「ウィンターソルジャー」の時代、つまり現代ではすでに肉体を破棄し、膨大なデータとして機械の中に自分の意識を移し替えていた。古いSHIELDの地下本部でヒドラの暗躍について語り、キャップたちを驚かせた。
・結局、SHIELDに潜り込んでいるヒドラ隊員がキャップたちを消すために放った強力なミサイルで建物ごと破壊された。

・原作でも映画と同じく戦争中からヒドラ党員。戦後は自分の身体をサイボーグ化し、生き延びていた。その姿はほぼロボットであり、顔がついているところには顔がなく、代わりに腹の部分にあるモニターに顔が映っている。
・映画版でモニターに顔だけが出てくるのは、原作の設定をアレンジしたもの。
・原作ではSHIELDとの関わりは無い。
・映画でも言っていたが、ドイツ人ではなく、スイス人。原作でも同じ。




○ジョルジュ・バトロック

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・本作ではテロリストとして登場。SHIELDの船を占拠して人質をとった。
駆けつけたキャップと戦闘になり、常人としては珍しく互角に戦った。結局キャップに倒されダウンしたが、意識を取り戻し手榴弾を投げてコンピュータールームを破壊した。その後は逮捕された。
・原作ではテロリストではなく、傭兵。金で雇われれば何でもするため悪行に携わることもあるが、あくまで仕事なので根は悪人ではない。
・蹴り技を主体とした格闘技ソバットの達人。原作ではキャップを何度か追い詰めた実力者。銃などの武器を一切使わないどころか、仲間に援護されると怒る。一騎打ちでキャップを倒すことにこだわっている。独特の信念を持ったキャラだ。
・悪人ではないので、利害が一致すればキャップと組むことも。ちなみにキャップを人間として尊敬している。
・映画、原作ともにフランス人という設定。映画版ではフランス語を話していた。
・映画版で演じていたのはガチの格闘家、ジョルジュ・サンピエール。
・今後の映画に登場するかどうかは不明。




○ジャスパー・シットウェル

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・SHIELDのメンバーで、捜査官。コールソンと同じような役割だと思われる。
・実はヒドラのメンバーで、SHIELDの影で暗躍していた。
・キャップやブラックウィドウ、ファルコンに尋問され、ヒドラの計画を喋ってしまった。その中の台詞に「インサイト計画の標的として“スティーブン・ストレンジ”も含まれている」とあった。
・スティーブン・ストレンジとは、原作ではヒーローで大魔術師のDr.ストレンジ。非常に強力なパワーを持っている。
今回、名前だけの登場だったが、後々映画化するための伏線だと考えられる。少なくともアベンジャーズ系映画の世界に彼が存在することは示されたわけだ。
・シットウェルは原作では金髪のSHIELD捜査官。ハゲではないし、ヒドラのメンバーでもない良い奴。
・映画版ではヒドラの計画を喋ってしまったためにウィンターソルジャーに高速道路上で襲撃され、殺されてしまった。




〇ジャック・ロリンズ

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・本作では、STRIKEの隊員。
・実はヒドラのメンバーだった。
・原作では真っ当なSHIELD隊員。ヒドラとは一切関係ない。
・マイナーすぎるキャラだが、せっかく映画に登場したので紹介。





●その他、小ネタ集

・「アイアンマン2」で、トニー・スタークにアイアンマンスーツを政府に差し出すよう求めたスターン議員。彼は本作にも登場し、シットウェルとの会話で「ハイル、ヒドラ」と囁いたことでヒドラのメンバーだったことが判明する。
・SHIELDの基地ではエレベーターに人工知能のようなものが搭載されており、会話することで行きたい階を指示していた。トニー・スタークのAI技術を使っているのかもしれない。
・新型ヘリキャリアーにはトニー・スターク製のリパルサー・エンジンが搭載されている。トニーはかなり技術提供をしているらしい。
・クライマックス、起動したヘリキャリアーが対象を消し去るため、ロックオン画面が映るのだが、その中に“アベンジャーズ・マンション”がある。「アベンジャーズ」でスタークタワーが半壊し、STARKの“A”だけが残っていたが、あれはそのままにしているらしい。(原作でのアベンジャーズ・マンションとは、アベンジャー達が集う建物で、トニーがみんなに提供している)
・ほぼ全てのマーベル映画にカメオ出演しているスタン・リーは、今回はスミソニアン博物館のシーンに警備員役で登場。展示コスチュームが盗まれている(盗んだのはキャップ)のを見て「わしの首が飛ぶわい…」と言っていた。
・ちなみにスタンは多くのマーベルキャラを生み出したが、キャプテン・アメリカ誕生には関わっていない。




…以上。まだ何かあったら加筆する予定です。
それにしても面白かったですね、ウィンターソルジャー。


続編「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」は来年(2015年)4月25日に日本公開予定
また、キャップ単体の続編「キャプテン・アメリカ3」は2016年5月に全米公開決定!
主演はクリス・エヴァンス、監督は「ウィンターソルジャー」と同じルッソ兄弟が続投する事だけ決まっている。





「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」第二弾予告編分析




日本時間2月3日に公開されました、「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」の第二弾予告編。

ヒーロー物にして、ポリティカル・スリラー(政治陰謀劇)。
監督のルッソ兄弟が本作のイメージを表した言葉です。
まさにそのような印象を受ける予告編に仕上がっていると思います。


まず、以前投稿した第一弾予告編分析をあらかじめ読んでほしいです。

第一弾予告編分析

今回の予告編分析は第一弾の内容を踏まえた内容になっているので、第一弾と第二弾に共通するシーンは今回、載せていません。そのため、第一弾予告編を先に読んでいただいた方が分かりやすいです。



それでは、今回の予告編分析を始めます。

この予告編分析を読むことによって、いわゆるネタバレに繋がる可能性があります。意図的に書いている箇所は一切ありませんが、分析という性質上、少なからずネタバレになる可能性があるということは分かってください。



〇今回取り上げる第二弾予告編(アメリカ版・英語音声・日本語字幕なし)





〇スクリーンショット&台詞日本語訳&分析


ブラックウィドウ「ほとんどの諜報機関は彼の存在を信じなかった」「彼はこう呼ばれたことがある―“ウィンターソルジャー”と。彼は亡霊よ。あなたは彼を見つけられない」
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ブラックウィドウが今回の謎の敵、ウィンターソルジャーについて語ります。
見るからに怪しそうな場所で、機械の腕を取り付けられた男性が座っています。彼がウィンターソルジャーです。

・原作でのウィンターソルジャーはソ連が擁するテロリスト・暗殺者なので、ソ連時代のブラックウィドウとも親交がありました。※映画版でも親交があるかどうかはわかりません
(映画のこの雰囲気と異なるのであまり書きませんが、実は原作でのソ連時代、ウィンターソルジャーがブラックウィドウの師匠というか、先輩みたいな関係だったのです)



キャプテン・アメリカ「僕は人々を守るためにSHIELDに参加した」
アレキサンダー・ピアース「キャプテン、より良き世界を作るには、時として古きものを壊さなくてはならん。敵を作るとしても」
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SHIELDの地上基地でしょうか。本作ではこんな施設も出てくるようです。
窓際でたたずんでいるのはアレキサンダー・ピアース。本作では影の悪役というか、ある陰謀を張り巡らせていることが台詞から読み取れます。





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ウィンターソルジャーが磁力?で車体にくっつく爆弾を使用し、ニック・フューリーが乗っている車を横転させます。車が銃痕だらけになっていますので、よっぽど激しい攻撃を受けたようです。これでニックは負傷してしまうようですね。
ウィンターソルジャーの目的はニックの暗殺?





キャプテン・アメリカ「彼は速く―強く―金属の腕を持ってる」
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このシーンでウィンターソルジャーのパワーが示されます。俊足のキャプテンから逃げ回ったり、人を蹴り飛ばしたり、車のハンドルを引きちぎったりと、常人とは思えない身体能力を持っていることが伺えます。

・原作での設定では左腕はハイテク義手なので、常人以上の腕力を持っています。他は訓練を受けた常人レベルです。





アレキサンダー・ピアース「準備はいいか?大いなる第一歩だ」
キャプテン・アメリカ「人々が死んでしまう。そうはさせない」
?(誰の台詞なのか不明)「キャプテン・アメリカには俺の助けが必要だ」
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暗くて見にくいですが、キャプテンが投げた盾をウィンターソルジャーがキャッチ、投げ返されています。
盗られなくてよかったね。





サム・ウィルソン/ファルコン「いつ始める?」
キャプテン「今からだ…」
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このシーンはどうやら墓場のようなので、本作では誰かが死亡するようです。台詞からも分かるように、その人物の死によってキャプテンやサム(ファルコン)は敵と本気で戦う決心をするようです。





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サムがファルコンの装備を着けて飛行しています。背中からブーストが出て推進力になっているのですね。彼を攻撃してきているのは、なんとSHIELDの専用機クインジェット。どうやらピアースが手引きして、国家機関であるはずのSHIELDに悪人たちが潜伏しているようです。(それか正規の隊員がピアースに指示されているのかもしれません)





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キャプテンもクインジェットに襲われています。マシンガンの弾幕を避けつつ、ほぼ破壊不可能の超金属ヴィブラニウムシールドを機体のエンジンローターに投げ込んでいます。映像にはありませんが、おそらくこの後クインジェットは墜落するでしょう。

・原作でのキャプテン・アメリカはよくバイクに乗るので、今回の映画でもそれが再現されています。前作「ザ・ファースト・アベンジャー」でもバイクに乗っていましたね。






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ブラックウィドウが高架から飛び降り、空中で手首の装置“ウィドウバイト”のワイヤーを射出、壁に引っ掛けることで落下を防いでいます。着地してからそのままの勢いで走り出すのがカッコいい。

・原作でのブラックウィドウはこのウィドウバイトをよく使用します。彼女の移動手段はこのワイヤーフックであり、建物の壁に引っ掛けて振り子の原理で進むのです。
彼女が映画に登場するのは本作で三回目ですが、今回 初めてこの描写を見せてくれました。原作ファンとしては嬉しいですね。





キャプテン「自由の代償は大きいぞ」
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見るからに傭兵というか、テロリスト風の男にキャプテン・アメリカが銃撃されています。予告編全体の映像から判断すると、テロリストはウィンターソルジャーの仲間のようです。キャプテンがピンチに陥っています。





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車から振り落とされたのでしょうか、ウィンターソルジャーが凄い勢いで路上を転がり、滑りながらも体勢を整えています。カッコいいシーンです。義手が金属なので、地面との摩擦で火花が散っています。





キャプテン「あんたは誰も信じるなと僕に言ったな」
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よく見るとニック・フューリーの頭に傷があります。また、断定はできませんが右腕を負傷(骨折?)して肩から吊っているように見えます。
先のシーンでウィンターソルジャーに襲われていたので、その時に負った傷でしょうか。






キャプテン「これで終わらせてやる」
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空母のような戦艦らしき場所でウィンターソルジャーがフック銃を使い、飛行中のファルコンの翼にワイヤーを引っ掛けて引きずりおろします。凄い力です。
ファルコンは振り向きざまにサブマシンガン(ミニUZIかな?)で反撃していますね。

・原作のファルコンは翼状の装置を腕に付けて、腕をはばたかせることによって飛びますが、この映画の設定では腕と翼は独立しているようです。この方が確かに戦闘には向いていますね。デザインは原作だと赤と白の布っぽいコスチュームですが、映画版では戦闘用軍服&むき出しのメカというデザインになっていて、非常に実用的に見えます。
原作そのままのデザインだと実写映画では浮いてしまうはずなので、このようなデザインに変えたのは凄く良いと思います。





ニック・フューリー「使命を見つけたようだな、キャプテン」
キャプテン「あぁ、そうさ」
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やはり怪我をしているニック。第一弾予告編では、考えの不一致から仲間割れをしているようでしたが、今回の予告編を見る限り、また団結するようです。





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SHIELDの巨大飛行空母ヘリキャリアーが建物に突っ込み、どちらも破壊されていきます。
この建物はもしかするとこの予告編の最初の方に出てきたSHIELDの地上基地かもしれません。

・ヘリキャリアーは原作では出てくるたびに破壊されるか機能停止して墜落するのですが、本作でもそのお約束が描かれているようです。
第一弾予告編でも墜落しているシーンがありましたが、多分あのシーンとこのシーンはアングルが違うだけで、同じ場面だと思います。第一弾予告編の方では海(もしくは川)に落ちていましたが、今回も画像の左側に海(川)らしきものが見えます。




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このシーン、カッコいいですね。
キャプテン・アメリカとウィンターソルジャーが対峙!ここではウィンターソルジャーは素顔を晒しているので、キャプテンもその正体に気付いているはずです。いやぁ、燃える展開ですよ!
場所的にはなんでしょう、灯台みたいな所でしょうか。その塔をウィンターソルジャーが守っているように見えます。ということは、もしかするとこの塔の頂上になにかの破壊兵器があるのかも?(ちょっと深読みしすぎかもしれませんが。)





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ブラックウィドウが泣いています。
SHIELD副長官のマリア・ヒルの姿もあります。
また、注目すべきは誰かが死亡していることです。前のシーンでもキャプテンとサム・ウィルソン/ファルコンが墓参りをしていましたが、あれはこのシーンで写っている人物の墓なのでしょう。布がかぶせられているので当然、誰なのかは分かりませんが…





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アクションシーン。ブラックウィドウがお得意の二丁拳銃で戦い、ファルコンがキャプテン・アメリカを空中でキャッチしています。





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ウィンターソルジャーの強力なパンチを盾で防いでいますが、それでもかなりの衝撃だったのか、キャプテンの顔が苦しそうです。





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ロゴ。





ファルコン「味方と敵の見分け方は?」
キャプテン「君を撃ってくるやつがいたら、そいつが敵だ」
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この予告編で唯一のギャグシーンです。





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またヘリキャリアーが墜落しかけています。何機あるんだ…
ファルコンは空を飛んでミサイルから逃げています。カッコいい構図だと思います。





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先ほどのパンチを受けた後でしょうか、格闘になり、隙を突かれてウィンターソルジャーに首を掴まれてしまいました。キャプテン・アメリカは強化人間なので少しだけ人間より耐久力がありますが、車のハンドルを引きちぎる怪力の義手で首を掴まれると、さすがに絶体絶命かもしれません。




…これにて予告編の内容は終わりです。
どうでしたでしょうか?
もちろん上記の内容は私の予想も含まれているわけで、実際の映画の内容とは異なるかもしれませんが、まぁ少なくとも予告編の内容は分かっていただけたと思います。

今回もかなりの期待の持てる予告編に仕上がっていました。
映画の公開が楽しみです。


日本公開は4月19日(土)




「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」予告編分析



日本では確か10月25日に公開された、映画「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」の第一弾予告編、かなりカッコいい出来でしたよね。製作陣は当初から「スーパーヒーロものに見せかけたポリティカル・スリラー(政治陰謀劇)にする!」と言っていましたが、まさにそんな仕上がりになっていました。


そこで、まだ日本語字幕が付いていないので「内容がよく分からん」「あのシーンは何?あのキャラは誰なの?」と疑問に思っている方もいらっしゃると思うので、ちょっとした分析をしようと思います。



とはいえ、私も本編はまだ観ていないので単なる予想ですけどね。
(※もしかするとこの分析・予想がネタバレになる可能性も少なからずあることにご注意を。)



それでは、予告編をどうぞ。動画を見つつ分析を読んでいただければ、結構分かりやすいと思います。








●台詞&スクリーンショット&分析●


飛行機の操縦士と思われる人物の声「着地点です、キャップ」

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暗くてよく分かりませんが、たぶんSHIELDの専用機、クインジェットですね。


ブラックウィドウ「土曜は何する予定なの?」

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ブラックウィドウ。演じるのは「アイアンマン2」「アベンジャーズ」に引き続きスカーレット・ヨハンソン。今回は髪型がストレートロングになっています。本作でもSHIELDのエージェントとして活動しているようです。


キャプテン・アメリカ「あぁ、僕の男声四重唱団が死んじゃったから。…いや、冗談だよ」

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キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
ここの台詞はちょっとしたジョークですね。キャップが自分の合唱団のメンバーが全員死んでしまったと言っていますが、これはもちろんウソです。真面目くんであることを自虐ネタにしているのですね。


ブラックウィドウ「統計課のクリスティンとか誘ってみたら?彼女ならたぶんYesって言うわよ」
キャップ「いいや、やめとくよ」
ブラックウィドウ「(女性と話すのが)恥ずかしいから?それとも怖いから?」
キャップ「忙しいから!」

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統計課のクリスティンとは誰の事か分かりません。たぶんSHIELDのメンバーでしょうね。まぁなんにせよ冗談で名前が挙げられているだけですので、気にする必要は無いかと。
で、後部ハッチからパラシュートなしで飛び降りるキャップ。どうやって着地するんでしょうか…



SHIELDの隊員と思われる人物1「彼、パラシュート付けてたか!?」
SHIELDの隊員と思われる人物2「いいや、付けてねぇよ」

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人物2(画像右)を演じているのが、「クロスボーンズ/ブロック・ラムロウ」役にキャスティングされている俳優のフランク・グリロなので、この人が本作のヴィラン(悪役)の一人であることが分かってしまう笑

●原作コミックでのクロスボーンズ
クロスボーンズは、原作ではドクロのマスクを被った傭兵で、レッドスカルの手下として暗躍している。各種銃火器の扱いに長けている。雇われて犯罪行為に加担しているが、そもそも根っからの悪人である。

●映画版でのクロスボーンズ
詳細は一切不明。
クロスボーンズを演じているフランク・グリロは、自分がこの役にキャスティングされたことが嬉しすぎて「やったぁぁぁ!おれがクロスボーンズだよぉぉぉ!」と、まだスタジオが発表していないにもかかわらず勝手にツイートしてしまうというお茶目なハプニングを起こしてしまった。






キャップ「僕は人々を助けるためにSHIELDに加入した」

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SHIELDの内部?を散策中。2人とも普段着ですが、スティーブがなぜか盾を持っていて笑えますね。



アレキサンダー・ピアース「キャプテン。より良い世界を作るには、時々古きものを無くす必要がある。そして、それが敵を作るんだ」

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本作が初登場となるアレキサンダー・ピアース。演じるのは大ベテランのロバート・レッドフォード!彼のようなベテランがアメコミ映画に出演するなんて、昔では考えられなかったですね。

で、このアレキサンダー・ピアース、どっからどう見ても悪役です笑
映画版ではSHIELDの重役で、ニック・フューリーと同じかそれ以上の権限を持っているそうです。また、「アベンジャーズ」でニックとたびたびテレビ電話らしきもので会議を開いていた連中(シルエットだけになっていて、顔は写っていなかった)の一人だという説もあります。もちろん後付け設定ですが。

●ピアースは原作ではニック・フューリーの同僚で、SHIELDの職員です。全然有名なキャラではありませんが、この映画では設定を変えて、大きな役で登場していますね。





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このシーンで本作のキャプテン・アメリカの新コスチュームが初めてはっきり見えます。「アベンジャーズ」のものからコスチュームを変えた理由は分かりません。原作通りのコスチュームでは実写映画ではダサい、と製作側に判断されたのかもしれません。アメリカ国旗(星条旗)をイメージさせるためなら、あの盾さえあれば十分なので、個人的にはこのデザインで良いと思います。
見た目としては、ほとんど濃い青(紺)一色であり、革製のベルトやグローブなども身に付けていますね。




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ニック・フューリー登場。またしても演じているのはサミュエル・L・ジャクソン。



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ブラックウィドウ。可愛いので載せとく。




アレキサンダー・ピアース「準備はいいか?世界に本当の君を見せても?」

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キャップ。盾を背負っていますね。





アレキサンダー・ピアース「窓の外を見ろ。ゲームがどのように進行しているか知ることになる。“混乱”“戦争”、それらは第一ステップだ」

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本作のメインヴィラン、ウィンターソルジャーの後頭部。なにかを襲撃しているようです。
今回の予告編はウィンターソルジャーの正体を隠した構成になっていますが、前作でバッキー・バーンズを演じたセバスチャン・スタンがウィンターソルジャーを演じていることはキャスト一覧を見れば分かるので、彼の正体を隠したところで無駄な気がします。というか、そもそも原作ファンなら誰でも知っているでしょう笑
でも、たぶん本編の構成も「正体不明の兵士」として描いているんだろうなぁ…中盤くらいで「実はウィンターソルジャーの正体はバッキーでした!」とかやるんでしょうが、あんまり誰も驚かないと思うけどなぁ…

●原作コミックでのウィンターソルジャー
大戦中に死亡したと思われていたバッキーが、実はソ連に救出されて一命を取り留めており、その後キャップに対抗するためにソ連で洗脳・訓練され、暗殺技術を叩き込まれた“ウィンターソルジャー”に生まれ変わった…という設定のキャラです。洗脳されているので、もちろんキャップのことは覚えていません。救出された時には左腕を失っていたので、ソ連の技術で義手を与えられています。

●映画版では
噂では、前作「~ザ・ファースト・アベンジャー」のときにバッキーと彼の部隊が捕虜になっていましたが、その際、バッキーだけが部隊のメンバーから隔離されて、別の部屋でベッドに寝かされていました。実は、この時にレッドスカルの部下であるゾラ博士の手によってなんらかの人体実験を施されていたのではないか??という海外ファンの説があります。この説を裏付ける理由として、ベッドに寝かされていたバッキーは、うわ言のようなことを言っていましたよね。あれはロシア語だったそうです(私はロシア語は一切わからないので確認のしようがありませんが)。なぜ、ナチス・ドイツの傘下であったドイツ人のレッドスカルやゾラ博士(マニアックですが、実際はスイス人。でもドイツ語圏出身なのでドイツ語話者。映画ではレッドスカルもゾラ博士も英語を話しているが…)がバッキーにロシア語を教え込んでいたのかは分かりませんが、ゾラ博士は本作「~ウインター・ソルジャー」にも登場する事が公表されていますので、そのあたりの説明は彼の回想シーンで明らかにされる…!かもしれないのです。
…かなり物語の核心を突いてしまっているかもしれませんが、予想が完全に外れるということも考えられます。
なんにせよ、これだけ深読みできるのはキャプテン・アメリカならではの複雑な人物・時代設定によるものが大きいと思います。凄く面白いですね。





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集中治療室のような所で治療を受けている黒人男性が写っていますね。本作の黒人キャラであるニック・フューリーも、後で出てくるサム・ウィルソン/ファルコンも両方あごヒゲを生やしているので、この画像だけではどっちの人物なのか分かりません。しかし、予告編全体を見た限りでは、ウィンターソルジャーに襲撃されていたのはニック(車を横転させられていた)だと思われるので、こうやって大怪我をして治療を受けているのはニックでしょうね。




ニック・フューリー「我々は脅威が起こる前に、それらを無効化する」

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キャップ「僕は、制裁というのは犯罪(脅威)が起こった後に行うべきだと思う」
ニック・フューリー「起きてからでは遅いのだよ!」
キャップ「これは自由じゃない。恐怖だ」

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ニックと口論になるキャップ。
お互いの正義の方向性が食い違い、険悪なムードになっています。




ニック・フューリー「常に目を配っておけよ…」

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屈強な男たちが…。キャップの左で腕組みをしているのは、最初の方も書いたブロック・ラムロウ/クロスボーンズです。おそらくニックの台詞からして、SHIELDにたてつくキャップを捕えるために、この連中を派遣した?と思われます。



キャップ「(戦闘を)始める前に、ここから逃げ出したい奴はいるか?」

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カッコいいぜ…!!敵意に気づいたキャップが、連中を挑発します。




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全員ぶっ倒しました。左上で倒れているのはサム・ウィルソン/ファルコン。彼もSHIELDの一員みたいなので、キャップを捕えるために動いていたのですね。
【追記】
左上に倒れているのはファルコン…と書きましたが、あとで調べてみるとファルコンではないことが分かりました。単純に見た目が似ている人です。すみませんでした。

ブロック・ラムロウ/クロスボーンズは確認できません。さすがは凄腕の傭兵、隙を見て逃げたか。ちなみにサンディエゴ・コミコン2013(SDCCともいう。アメリカ最大のコミック&コミック原作映画イベント)で上映された映像では、キャップとクロスボーンズの戦いも見られたそうです。(※会場のみでの上映だったので、流出でもしない限りネットなどでは見られません)




アレキサンダー・ピアース「君(キャップ)の活躍は人類への贈り物だった」

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キャップがキャップ帽を被っている…。あぁ、くだらなくてすみません



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映像では一瞬でしたが、このシーンに注目。キャップの盾の色が、見慣れた赤×白の配色ではなく、薄い青色に変わっています。しかし、なぜ配色が変わっているのかは不明です。
SDCC2013でのコスチューム展示でも、この配色の盾は置いてありましたね。


参考:SDCC2013展示
XSDCC201321




アレキサンダー・ピアース「君はこの世紀を形作った」

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気絶(?)したブラックウィドウを抱き上げます。



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アレキサンダー・ピアース。あぁ、完全に悪役の表情ですね笑

だいたい彼の台詞でストーリーが読めましたが、
◎おそらく彼の手回しによってSHIELD内にクロスボーンズなどのヴィランが潜入、内部からSHIELDを破壊すると同時に、外ではウィンターソルジャーが破壊工作を行い、SHIELD長官であるニック・フューリーに大ダメージを負わせ、最終的なSHIELDの全権をピアースが握る計画…
というのが私の個人的な予想です。しかも、その犯行はキャプテン・アメリカのせいにするのでしょうね。



アレキサンダー・ピアース「…そして私には、君にもう一度それをやってもらう必要があるのだよ」

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仲間から銃を受け取るウィンターソルジャー。後ろ姿だけでもカッコいい…。



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磁力?で車の底部に張り付く爆弾を使って、おそらくニック・フューリーが乗っている車を横転させるウィンターソルジャー。彼の任務はニックの暗殺?




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煙の中、闊歩するウィンターソルジャー。煙と熱気の揺らめきのせいで顔がよく見えません。




キャップ「装備しろ。…いくぞ!」

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本作が初登場となる新キャラ、サム・ウィルソン/ファルコン。演じているのはアンソニー・マッキー。この映画でのファルコンは武骨で機械的な飛行メカを背負っているようです。エレベーターのシーンではキャプテンを捕えようとしていましたが、おそらく彼も後にSHIELDの異変に気づいて、キャップ側に付くのでしょうね。
【追記】
上記の通り、エレベーターでのシーンにファルコンはいなかったことが分かったので、これは間違いです。すみません。



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ファルコンの飛行シーン。SHIELDのクインジェットに襲われていますね。





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ウィンターソルジャーVSスティーブ・ロジャース!!カッコいい。



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ナイフを巧みに使ってスティーブに襲いかかります。このシーンはおそらく車横転シーンの後ですね。襲われたニック・フューリーを助けるためにスティーブが急行、戦闘になる、という感じでしょうね。なのでニックはウィンターソルジャーに止めを刺されずに済んだのだと思います(大怪我をして集中治療室には入っていましたが)。



GIF画像
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ブラックウィドウ、今回も二丁拳銃で戦います。原作ファンとしては、そろそろ手首に付いている“ウィドウバイト”を使ってみてほしいんですけどね…。



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ファルコン同様、キャップもクインジェットに襲われます。このことからも、おそらくSHIELD内部にヴィランが侵入していることがうかがえます。





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このシーン。本作での新コスチュームから、前作「ザ・ファースト・アベンジャー」の時とかなり似たデザイン(完全に同じものではない。所々デザインが異なる)のコスチュームに変えています。つまり、本作の劇中でキャップは2種類のコスチュームを着ることになりそうです。理由は不明ですが…



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ヘリキャリアーが爆発、墜落。「アベンジャーズ」でもローターが壊れて墜落しかけていましたが、今回は完全に大破して海に墜ちてしまうようです。まぁヘリキャリアーは原作コミックでも登場するたびに高確率で墜落する、あるいは壊れるので、その点は原作のお決まりを踏襲した、という感じでしょうかね。





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ロゴ。




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スティーブ・ロジャースが愛用の盾をフリスビーのようにして投げる!その先には逃げるウィンターソルジャーが。



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ガシッ!!投げた盾はウィンターソルジャーに止められてしまいます。彼の左腕はサイバネティクスの義手になっているので、普通の人間の腕より少し力が強いです。肩には原作同様、ソヴィエト連邦のシンボルであった「赤の五芒星」のマークが付いています。この予告編ではソ連やロシアを思わせる要素はありませんでしたが、ちゃんと劇中では原作同様の経緯が語られるのかもしれませんね。





…以上で予告編分析は終わりなのですが、かなり期待できる内容でしたね。これは公開が楽しみです。
あと、今回の予告編では登場していないキャラもいますので、その紹介を。

○シャロン・カーター/エージェント13(演:エミリー・ヴァンキャンプ)
原作コミックでは、ペギー・カーターの歳の離れた妹。SHIELDのエージェント。
映画版は原作と時代設定が違うので、どうやらペギーの孫?という設定らしい。

○バトロック・ザ・リーパー/ジョルジュ・バトロック(演:ジョルジュ・サン=ピエール)
原作コミックでは、蹴りを使った攻撃を得意とするヴィラン、傭兵。悪人に雇われてキャップと戦っているだけで、根は悪い人ではない。利害が一致すればキャップと共闘することもある。映画版での設定は一切不明。

○アーニム・ゾラ博士(演:トビ―・ジョーンズ)
前作「~ファースト・アベンジャー」に引き続き登場。おそらく回想シーン。

他に
○マリア・ヒル
○ハワード・スターク
○ペギー・カーター
○ジャスパー・シットウェル(SHIELDのエージェント)
○スターン議員(「アイアンマン2」でトニーからアイアンマンアーマーを取り上げようとした人)

なども登場します。



ちなみに、今回の予告編は第一弾なので、後に第二弾も公開されると思います。
その際は、またこんな感じで予告編分析を書こうと思っています。



映画「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」は、日本では来年(2014年)の4月19日(土)公開です!




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