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「X-MEN:フューチャー&パスト」鑑賞後の徹底解説:ネタバレ含む

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※この記事は映画「X-MEN:フューチャー&パスト」の鑑賞後の解説記事です。つまり、ネタバレしまくっています。まだ本作を見ていない人は、読まないことをオススメします。
逆に鑑賞済みの方は、詳しく書いているので色んな謎が解けると思いますし、知らなかった原作ネタを知ることもできると思います。

それでは、本作を見た人はこの後の解説記事をどうぞ…!



〇原作「X-MEN:Days of Future Past」について

本作「フューチャー&パスト」には原作コミックが存在します。本作の原題は「X-MEN:Days of Future Past」といい、その原作コミックと全く同じタイトルです。
では、内容まで全く同じなのかというと、そうではありません。アメコミ映画全般に言えることですが、原作の全てを反映しているわけではないです。
この原作コミックは日本語版がヴィレッジブックスさんから発売中なので、詳しいことはリンク先や本屋さんなどで購入して読んでみるのがいいでしょう。

X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト (MARVEL)X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト (MARVEL)
(2014/05/20)
クリス・クレアモント

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●同名原作コミックの設定と一致している箇所

・ディストピア(荒廃化)した未来
原作での未来世界は2013年という設定だったが、その世界ではセンチネルが人類をH(Human)、ミュータントをM(Mutant)として分別し、ミュータントは処刑されるか強制収容所に入れられるかのどちらかになっている。また、ミュータントは首輪によって能力を抑制されている
→今回の映画版でも大体の設定は同じだと言える


・キティ・プライドの能力
原作での未来世界(2013年)では中年になっているので、キティはケイトと名乗っているが、彼女自身が物体透過能力を使って歴史を変えるために魂を飛ばし、過去世界(1980年)にタイムスリップする。
→映画版では1973年と2023年の間に50年の年月があるため、キティが生まれてすらいないのでタイムスリップすることができず、代わりに150年以上生きているウルヴァリンに設定変更。
・原作では30年程度しか隔たりが無く、しかも過去世界というのが正史での現在なのでキティは20歳くらいとなり、問題なかった。
…なんか説明が難しい(笑)


・ミスティークがキーマンとなる
原作では反ミュータント政治家のケリー議員をミスティークが殺したことでミュータント迫害が過熱する。それを止めるためにタイムスリップしてきたキティとX-MENが奮闘する。
→映画ではケリー議員がセンチネルの開発者ボリバー・トラスクに変更され、その暗殺を阻止するX-MENのメンバーが変わっている。しかし、大まかな設定は同じ。


…はい、とりあえず原作と映画版が一致している点はこんな感じです。気になった人は日本語版コミックを買ってみてください。
何が言いたかったのかというと、この映画には一応原作があるよ!ということです。




●キャラ紹介

・キャラ数が多いので、全員を説明しきるのは難しい。
よって、新キャラとチラッとだけ出てきたキャラに絞って紹介する。


〇ビショップ
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・本名、ルーカス・ビショップ。
・原作でも映画でも、能力はエネルギー吸収と変換能力。簡単に説明すると、自分に触れたエネルギー(なんらかのビーム、雷、炎などなど)を吸収し、自分の能力でそれを変換、身体能力の強化に使ったり、特殊な銃の弾として使ったりできる。
・原作では未来人で、ミュータントの迫害が進み、隔離されている世界から来たという設定。右目のMの烙印は、収容所でつけられたもの。映画パンフレットによると、映画版でも収容所に入れられていたことがあるらしい。では、脱走してX-MENに参加したのか?
・原作ではX.S.E(Xavier Security Enforcers)と呼ばれる警察組織のような所に所属しており、現代世界に逃げた殺人犯を追うためにタイムスリップしてくる。
・ややこしい性格で、X-MENに協力したり敵対したりする。



○ブリンク
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・本名:クラリス・ファーガソン。映画版で演じているのは中国人女優のファン・ビンビン
・能力は映画版も原作も同じ、テレポート
・原作では薄紫色の肌をしている



○サンスポット
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・本名:ロベルト・ダコスタ。ブラジル人
・映画版で演じているのもブラジル人のエイダン(アダム)・カント
・能力は映画版・原作ともに同じ。太陽光を吸収し、自分の身体を発火させる。燃焼の力を使って飛ぶこともできる
・原作ではX-MENのメンバーだったこともあるが、アベンジャーズにいることも多い
・映画版ではほとんどセリフがなかったが、意外にも戦闘においては率先して戦っていた印象



○ウォーパス
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・本名:ジェームズ・プラウドスター。ネイティブアメリカン
・映画版で演じているのもネイティブアメリカンの血を引く俳優ブーブー・スチュワート
・映画内では特に能力の説明がなかったのでこちらで紹介。
・ウォーパスは怪力、超人的感覚・体力、飛行能力などを持つ、強力かつバランスのとれたミュータント戦士。ヴィブラニウム製の二本の大型ナイフを愛用している(映画版でも使っていたが、素材は不明)。
・原作ではその戦闘能力を買われ、X-MENから派生した暗殺部隊X-フォースに参加していた



○クイックシルバー
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・本名:ピーター・マキシモフ。原作ではヨーロッパ風にピエトロと表記するが、今回の映画版では英語読みに。
・能力は超高速移動。本作のペンタゴンのキッチンルームシーンではまるで時間停止能力のように見えたが、あれは超高速で動いているために周りが止まって見えただけ。
・演じたのはエヴァン・ピーターズ
・原作では音速(秒速340m)より速いという設定。水の上も走れる
・単なる身体能力なので、あんまり走りすぎると疲れる
・原作では双子の姉、スカーレットウィッチ(本名:ワンダ・マキシモフ)のことが大好きで、姉に危険が迫ると怒り出す。そもそも短気で身勝手な性格である
・原作ではマグニートーの実の息子。お互い長らく認知していなかった。本作でもそれをほのめかすセリフがあったが、いわゆるファンサービスだと思う
・今回の映画には彼の妹がいたが、ストーリーにはほとんど関係なかった。ミュータントではなく、普通の人間らしい

○映画「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」(日本公開2015年4月25日)に同名のクイックシルバーが登場するが、原作のキャラとしては同じだが設定などは全く異なる。なぜならX-MENのキャラ権利は20世紀FOX、アベンジャーズのキャラ権利はマーベルスタジオがもっており、それぞれ世界観を共有することができないから。設定が異なる別キャラなので「アベンジャーズ~」でクイシルを演じるのはアーロン・テイラー・ジョンソン。




○アザゼル
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・「ファーストジェネレーション」にも登場した、赤い肌の悪魔のような外見をしたテレポート能力を持つミュータント
・本作では、エリック・レーンシャーいわく「犠牲になった」。つまり、死亡している
・具体的な死の証拠として、ミスティークがトラスク(センチネルを作った人)のオフィスに侵入した際、“ミュータント人体実験”ファイルに、彼の切り刻まれた遺体が一瞬写る


○エンジェル
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・エンジェル・サルバドール。「ファーストジェネレーション」にも登場した、昆虫のような羽を持つ女の子のミュータント。(※鳥のような翼を持つエンジェル=ウォーレン・ワージントン3世とは別人)
・本作ではアザゼル同様、死亡している
・ミュータント人体実験ファイルにもその姿があった
・エリック・レーンシャーがマグニートーヘルメットを取り戻しに保管庫に行くが、そこには彼女のちぎれた羽も保管されていた



○エマ・フロスト
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・「ファーストジェネレーション」にも登場した、テレパスとダイヤモンド化の二重能力を持つ女性ミュータント
・本作ではアザゼル、エンジェル同様、死亡している
・セリフで触れられただけで、姿は一切写らない



○バンシー
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・「ファーストジェネレーション」にも登場した、超音波を発して空を飛ぶミュータント
・本名:ショーン・キャシディ
・本作ではアザゼル、エンジェル、エマ・フロスト同様、死亡している
・セリフで触れられただけで、姿は一切写らない



〇ハボック
・「ファーストジェネレーション」にも登場したキャラ
・本作ではベトナム戦争に参加していた
・ストーリーにはあまり関係ないファンサービス的出演だった

〇トード
・「X-MEN」にも登場したカエル人間
・本作ではベトナム戦争に参加していた
・除隊後はレストランでシェフをやっていた(笑) クライマックスの若マグニートーのミュータント至上主義演説を聞いて感銘を受けた様子だった。この後マグニートーの傘下に入って「X-MEN」に繋がるわけか?

〇インク
・身体に刺青を彫った男。刺青に描かれた絵をそのまま再現することができる能力
・ベトナム戦争に参加していた
・映画では手のひらに彫った放射性物質のマークを使い、軍人たちを嘔吐させていた

〇バーティゴ?
・黒い目をしていて、頭から細かいトゲが生えていた黒人の男
・ベトナム戦争に参加していた
・襲ってきた軍人たちの目を見ると、軍人たちがめまいを覚えたかのように気絶する
・“バーティゴ?”と書いたのは、確証が持てないから。能力的には原作のバーティゴというキャラだが、なにせ原作では女性だし、見た目が違いすぎる





〇センチネル

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・ミュータントを狩り出すために作られた殺戮ロボット
・複数いるので普通はセンチネルズと呼ばれる
・原作では人間のように言葉を話す
・原作では色々な形態がある。画像の姿が一般的によく知られていると思う(今回の映画版の過去編もこちらに近い)が、本作(未来編)のように非常に細かいプレートが大量に折り重なって出来ているセンチネルも存在する。この形態のセンチネルはプレート配置を組み替えることで狭い隙間にも入り込むことができる
・本作の未来編ではミスティークの変身能力を応用して、出会ったミュータントの能力をコピーできる設定だった。原作ではこのような設定は無い

・本作では今までのシリーズに出てきたミュータントの能力をコピーしており、何気にいくつか披露していた。それを紹介。

○レディ・デスストライク(「X-MEN2」に登場)のアダマンチウム製の爪。ウルヴァリンとは異なり、指の爪が伸びるタイプ。クライマックスのX-MENとの戦闘で使用
○ダーウィン(「ファーストジェネレーション」に登場)の環境適応能力。サンスポットの火炎攻撃を防ぐためにセンチネルが体を岩状に“適応”させていた
○エマ・フロスト(「ファーストジェネレーション」に登場)のダイヤモンド化能力。全身をダイヤモンド化させてX-MENの攻撃を防いでいた

・以上。他にもあったかもしれないが、忘れた。まだ何かあったらコメント欄などで教えてください
・シリーズ三作目「ファイナルディシジョン」にも冒頭のデンジャールーム(訓練室)のシーンに登場したが、本作のものとはあまり関係ないかもしれない。しかし、センチネルそのものは当時からミュータントの脅威として存在していたとも考えられる
・細かいことは気にしないのが一番だ




●25Moments

・本作の公式宣伝サイト、「25Moments」に載っていることが結構面白かったので日本語に直して載せます。なぜ、2023年はミュータントが差別され、世界が荒廃したのか、この25個の出来事を追っていくことで理解できると思います。
【元のサイト】 http://www.25moments.com/#!/moments/1967


○1962年:キューバ危機
“正体不明の謎の力でミサイルが機能しなかった”
・マグニートーによる磁力操作。「ファーストジェネレーション」のクライマックスの出来事


○1963年:JFK暗殺
“マグニートーとして知られるエリック・レーンシャーがジョン・F・ケネディ暗殺容疑で逮捕。レーンシャーは直接的な関与を否定”
・ケネディ暗殺事件と絡めた設定。実際、ケネディに当たった銃弾は通常では考えられない弾道だったと言われる


○1965年:エグゼビア学園設立
“エグゼビアが私立寄宿学校を設立。ミュータント達を生徒とし、その超能力の安全な使い方を学ばせる”


○1967年:トラスク・インダストリーズが革命を起こす
“ボリバー・トラスクはDNAを用いた画期的な人工下肢(義足)を発明し、100万人の生活に変化を与えた”
・トラスク(後にセンチネルを開発する)が登場。


○1972年:トラスクとニクソンの密談
“トラスクとニクソンの密談があったが、その内容は削除された”


○1973年:センチネル計画の承認
“ニクソン政権は、センチネル計画を承認した”
・本作「フューチャー&パスト」での過去の出来事


○1975年:エグゼビア教授がワシントンに
“エグゼビアはワシントンの下院にミュータントの基本的人権と自由を訴える書面を提出した”


○1977年:世界記録問題
“クイックシルバーことピーター・マキシモフが陸上競技に参加し、8つの世界記録を塗り替える。以降はミュータントのスポーツ大会参加は不可能となる”


○1984年:神の呪い
“著名なテレビ伝道師がミュータントは神の呪いと発言”


○1986年:チェルノブイリ事件
“チェルノブイリの原子力発電所のメルトダウン以降、ロシアではミュータントが急増”


○1988年:ベルリンの壁での抗議
“ドイツ、ベルリンでは東西分離の政策に合わせてミュータントも隔離、東ドイツがミュータントゾーンとして指定される”


○1989年:DNAを証拠に
“トラスク・インダストリーズとFBIはDNAを用いた識別方法で犯罪者を検挙すると発表。ミュータントもDNA識別によってデータベースが構築され始める”


○1991年:南アフリカの変容
“南アフリカ共和国はミュータントの避難所として機能し始めた”


○1994年:サパティスタ民族解放軍はミュータントを味方に
“メキシコのサパティスタ民族解放軍はミュータントを仲間に取り入れた”


○1996年:狂牛病の発生
“トラスク・インダストリーズはX遺伝子(ミュータント遺伝子)の研究のため動物実験を実行したが失敗、狂牛病を誕生させてしまう”


○2001年:グアンタナモにミュータント拘置所設立
“アメリカ政府とトラスクは国家保全のため、危険すぎるミュータントをグアンタナモの拘置所に収容”


○2006年:ミュータントによるゴールデンゲートブリッジ破壊
“キュアをめぐってミュータント過激派が暴動を起こし、ゴールデンゲートブリッジを破壊する。X-MENの活躍で鎮火。大統領はミュータントとの関係性を見直す方向に”
・「ファイナルディシジョン」での出来事


○2008年:国境の壁の強化
“アメリカはメキシコとの国境を強化する壁を建設。ミュータントの動き(不法入国)を制限した”


2009年:ミュータント首輪発明
“トラスク・インダストリーズはミュータントの能力を封印する首輪を発明”


2010年:エグゼビア学園廃校
“トラスク・インダストリーズはエグゼビア学園を廃校させ、学舎をラボに作り変えた”


2011年:治療の必要はないと主張するミュータント
“トラスクやヤシダ社などの企業はミュータント治療薬を開発。ミュータントのデモ行進が行われるも、その混乱にてウォーレン・ワージントン三世、すなわちエンジェルが死亡する”
・ヤシダ社は「ウルヴァリン:SAMURAI」に登場した日本企業
・エンジェル死亡


○2012年:トラスク刑務所からの脱走
“クラリス・ファーガソン=ブリンクによって30名のミュータントがトラスク刑務所から脱獄”
・ブリンクのテレポート能力を使ったと思われる
・これでビショップが脱獄したのだと思われる


○2013年:センチネル・マーク10の完成
“トラスク社はミュータントの徹底的な封じ込みのため、最新式のセンチネルを完成させる。これは形状を変化させてどこへでも侵入し、あらゆる環境に適応する”
・「フューチャー&パスト」の荒廃した未来に登場したセンチネル


○2015年:ハンク・マッコイの死
“暴徒と化した人間によってハンク・マッコイは家から引きずり出され、殺害された”


○2018年:ビショップがミュータント自由軍結成
“ビショップがミュータントの生き残りを集め、自由のための抵抗軍を結成”





●改変された“未来”

・本作のラスト、チャールズ・エグゼビアの説得によって大統領&トラスク暗殺を思い留まったミスティークの影響で歴史が変わり、荒廃していたはずの未来世界(2023年)が改変される
・これによって、未来世界(2023年)は荒廃していない、平和な世界になっている。まさにシリーズ1作目「X-MEN」(2000年)の時と同じような雰囲気である
・悪く言うなら、これまでずっと積み上げてきたシリーズの設定を全て白紙に戻したということ。喪失感は否めない
・しかし、シリーズを重ねることで発生した、設定の矛盾、死亡したキャラ、複雑になった時代設定を無くしたことになるため、昔から追い続けてきた熱心な、そして矛盾点にモヤモヤしてきたファンにとってはスカッとする展開だったと思う
・筆者としては、今回、未来を改変してリセットしたのは正解だったと思う。監督や製作陣が今までの矛盾点を認め、積み上げてきたものを消し去るのは辛かったと思うのだが、それに向き合い、納得できる最善の方法で我々ファンに謝罪してきたようにも感じた。
・なにせ、これで死亡していた
○サイクロップス
○ジーン・グレイ
が戻ってきた!これでやっと原作のファースト・ファイブ(原作版X-MENが結成された当初のメンバー:サイク、ジーン、ビースト、アイスマン、エンジェル)が映画版でも揃ったはず(今回エンジェルは登場していないが…。たぶん、ちゃんと生きているだろう)。これだけでも改変した意味があるのでは?
・改変前の荒廃した未来ではX-MENのほぼ全員がセンチネルによって皆殺しになってしまったが、改変後の未来では全員が生きている
・改変後の未来でビーストを演じていたのは「ファイナルディシジョン」で同役を演じていたケルシー・グラマー。嬉しいカメオ出演だった
・ローグは改変前の荒廃未来世界には登場していなかったが、改変後の未来ではアイスマンと一緒に学園にいる姿が確認できた。演じていたのは今までと同じくアンナ・パキン。
・真実を知っているのは過去世界で未来を変えたウルヴァリンと、彼の脳内を読むことができるプロフェッサーXのみ。成功を密かに喜ぶ彼らの会話は感動もの。
・今後の続編映画は「X-MEN:アポカリプス」として2016年に全米公開予定。改変された未来世界ではなく、過去世界(1973年)の後の80年代が舞台となり、過去の若いX-MENたちが引き続き描かれる予定。改変された未来世界はこれにて一応、一段落というわけだ。





●細かい点の説明


・本来、アメコミは原作コミックも映画も、あまり細かいことを気にしてはいけないが。
・「ファイナルディシジョン」で死んだはずのプロフェッサーXが未来(荒廃してる方)で生き返っていた理由:「ファイナルディシジョン」のエンドクレジット後の映像によると、脳死状態の男性に意識を全部送って身体を乗っ取ることで復活。ちなみにその男性はエグゼビアの双子の片割れという設定だそう。 なので顔が同じ。細かいことは気にしてはいけない

・「ファイナルディシジョン」でキュアを打たれて能力を無くしたはずのマグニートーが未来で能力を取り戻した理由:「ファイナルディシジョン」のラスト、金属製チェスの駒をミュータント能力で少しだけ動かしたことから、おそらくキュアの効果は一時的でしかなく、時間が経つにつれて徐々に能力が戻っていったようだ

・ウルヴァリンのクロー(爪)について:(映画版設定の流れ)
元々は骨でできたクロー。1845年に初めて覚醒して以来、100年以上使っていた。
1980年代に身体を改造された際、全身の骨にアダマンチウムが移植されたと同時にクローもアダマンチウム製に。
2010年代くらいにシルバーサムライロボットの熱したアダマンチウム刀で斬られて両手のアダマンチウムクローを失う。直後に頑張って骨のクローを再生させ、シルバーサムライを刺し殺す。
その2年後、生き返ったプロフェッサーとマグニートーに空港で出会う。この時はまだ骨のクロー。
2023年(フューチャー&パスト)、劇中で理由は描かれていないがアダマンチウムクローに戻っている。これは監督いわく「マグニートーの金属を操る能力で直した」らしい。
後に2023年から1973年の肉体に精神を飛ばすわけだが、73年の身体に憑依したときは当然当時の身体なので、上に書いた80年代より前ということでまだ改造されておらず、骨のクローだった。
この後色々戦いに参加して未来を変えたが、改変後の未来ではクローはどういう状態になっているのか確認不可能(クローを出す描写が無いため)。
では過去(1973年)のウルヴァリンはどうなったのかというと、若マグニートーによって川に沈められていたウルヴァリンが軍人たちに引き上げられ、その中に80年代にウルヴァリンを改造することになるストライカーの姿が。しかし、なぜかストライカーは目の色が黄色くなったので、おそらく彼はミスティークが変身したもの。ん?じゃあこの後ウェポンX実験のアダマンチウム移植にならないんじゃ…?

・一応、ウルヴァリンのクロー遍歴は以上。

・続編「X-MEN:アポカリプス」にはアポカリプスが登場するため、おそらく原作の展開でいけばウルヴァリンがホースメンの1人に改造される。
原作でもウルヴァリンはマグニートーの能力でアダマンチウムを全て抜き取られるエピソードがあり、その後一時期骨のクローになっていた。それを改造して再びアダマンチウムを移植したのがアポカリプス。この設定通りにいけば映画版でもまたウルヴァリンはアダマンチウムを獲得することになる。
・が、しかしまだ脚本の内容は一切発表されていないので実際どうなるのかは不明。





●小ネタ&気になったところ

・原作コミックの作者、スタン・リーは本作にはカメオ出演していない。撮影があったヨーロッパに行くのがスケジュール的に厳しかったから、らしい。最近はX-MENの映画に全然登場しないが、何かあるのだろうか…
・ウルヴァリンの説得に対し、やさぐれていたチャールズが「前に会ったとき、あんたは私の申し出を断った。当時のあんたのセリフを返すなら…Fuck off(失せやがれ)」というやりとりがあった。前に会ったというのは「ファーストジェネレーション」の時のことだと思うが、その時ウルヴァリンは「Go Fuck Yourself」と言っていた…。微妙に間違えて返しているぞ、チャールズ(笑)
・若マグニートーがペンタゴンの中心の牢屋に閉じこめられていたのは約10年間。その間、金属製のものを持ち込めないならヒゲや髪の毛を切ることができないのでは?と思ったが、脚本家いわく「プラスチック製のハサミで切ってもらっていた設定」だとか。…ちゃんと切れるのか?
・荒廃した未来でのセンチネル、上にも書いた通りセンチネルがダーウィンの能力らしきものを使っていたが、「ファーストジェネレーション」の1963年の段階で死亡した彼の能力を、1973年に初めて起動したセンチネルがコピーしているのはおかしい…?ダーウィンに似たミュータントが他にもいた可能性はあるが(能力が被るミュータントは結構いる。例:ウルヴァリンとセイバートゥース、プロフェッサーXとジーン・グレイなどなど)。
・ミスティークがトラスクを殺した後、軍に捕まって人体実験にかけられることで最強のセンチネルが誕生するわけだが、そうだとしたら「X-MEN」「X-MEN2」「ファイナルディシジョン」でミスティークが普通に外で生活していたのはおかしい?実験施設に入れられたのなら脱出はまず不可能だと思うのだが。。。
・1973年の時点でエグゼビアは退廃的な生活をしていたわけだが、今回はウルヴァリンがタイムスリップしてきたので根性を叩き直されたが、通常はウルヴァリンは彼に干渉していないハズなので、ではどうやってエグゼビアは真人間に戻ったのだろう?
・マグニートーも上に同じく、ウルヴァリンが干渉しなければペンタゴンから脱獄できなかったはず。なのに「X-MEN」では外の世界で生活していたわけなので、どうやって脱獄した?




●エンドクレジット後のオマケ映像について

・これを読んでいる方々が一番気になっているのはやはりオマケ映像の内容だろう。
・原作コミックを知っている者なら鳥肌ものの映像だった


〇オマケ映像の内容

・広大な砂漠。砂丘を越えると両手を広げた人物の前で大量の人々が「エン・サバ・ヌール!エン・サバ・ヌール!エン・サバ・ヌール!」と唱えながらひれ伏している
・両手を広げた人物がサイコキネシス(念動力)を使って巨大ピラミッドを瞬時に建造していく。これで時代的には古代エジプトで、場所もエジプトだと分かる
・カメラアングルが変わり、両手を広げた人物の顔が見える。女性のように見えるが、美形の男性である。肌は灰色をしており、唇は青色だった。彼がエン・サバ・ヌール。
・エン・サバ・ヌールの左手奥に、馬かラクダに乗った四人組が映る

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オマケ映像でエン・サバ・ヌールを演じたブレンダン・ペダー(左)。男性。18歳らしい。オマケ映像で着ていたマントを着ている。
右はブライアン・シンガー監督


〇解説

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アポカリプス。時期によって姿が異なる

・エン・サバ・ヌールは原作では史上最強のミュータント“アポカリプス”として知られる人物。
・原作では、古代エジプトの奴隷だったヌールは征服者カーン(未来からやってきた超人・悪人)の力で後天的にミュータントになる。ミュータントになってからはアポカリプスを名乗り、それまで自分を虐げてきた支配者身分を逆に支配した。
・能力は、分子構造を自在に操って物質を作り変えるというもの。自分の体を作り変えてより強力にしたり、自分以外の生物の体を改造して操り、自分の配下に置いたりできる。他にテレポート、念動力、エネルギー吸収&放射、飛行能力、怪力なども持つ
・5000年以上生きている最古のミュータント。不老の“エクスターナル”と呼ばれる存在に昇華しているため。ちなみに年は取らないが、不死ではない。
・「適者生存」という考えを掲げており、強い者だけが生き残る世界を作ろうと暴走する。
・原作ではミュータントに目を付け、肉体を作り変えて洗脳、自分の配下にしている。それが上のオマケ映像のところにも書いた、馬に乗った四人組である。
・その四人組は“フォー・ホースメン”と呼ばれる。適当な所から見つけたミュータントがメンバーにさせられている場合もあるが、アポカリプスの性格的に強いミュータントをホースメンに入れたがるため、X-MENメンバーが目を付けられることが多い。
今までに
・ウルヴァリン
・エンジェル
・ガンビット
などなどがアポカリプスに捕まり、肉体を改造&洗脳されてホースメンのメンバーになったことがある。
・映画版ではどうなるのかよく分からない。上にも書いたが「フューチャー&パスト」の続編のタイトルが「X-MEN:アポカリプス」(2016年全米公開)であることから分かるように、メインヴィランとして登場するのは確実。
・「フューチャー&パスト」では美形の少年だったが、あのシーンは古代エジプト時代なので、おそらく後に肉体を作り変えて原作のようなゴツい姿になるのだろう。



●映画「X-MEN:アポカリプス」について

・すでに何度も書いているが、「フューチャー&パスト」の続編の製作・公開が決まっている。
・タイトルは「X-MEN:アポカリプス」。全米公開は2016年5月27日
・X-MENの映画シリーズとしては
「ウルヴァリン」(スピンオフ第3弾)米国公開2017年3月3日
「タイトル不明」米国公開2018年7月18日
も製作決定している。まぁ今はまだ触れなくてもいいだろう…

・「X-MEN:アポカリプス」に話を戻す。

〇現時点で分かっている公式設定

・舞台は「フューチャー&パスト」の過去世界1973年の後、1980年代が舞台となり、若いころのプロフェッサーX率いるX-MENやマグニートーなどが主役。おそらくウルヴァリンも登場する。
・ナイトクロウラーが「X-MEN2」以来、再登場する。演じる俳優は未定。
・ガンビットも再登場する。「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でガンビットを演じたテイラー・キッチュは降板し、代わりにチャニング・テイタムが演じる予定。将来的には彼のガンビットでスピンオフ映画を作る計画もあるらしいが…
・アポカリプス役の俳優は決まっていない
・監督も未定。「フューチャー&パスト」のブライアン・シンガーが続投するかもしれないが、他の監督になる可能性もある
・脚本のサイモン・キンバーグは「ディザスター(災害)映画にしたいね」と語っている
・“ミュータントの起源”も描くらしい






…はい。
これにて徹底解説は終了です!
かなりの文量になってしまったので最後まで読んでくださった方は本当にありがとうございます。
あと、コメントをくださる場合はニックネーム(適当なやつでいいです)を付けていただけると返信しやすいです。よろしくお願いします!



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