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「アントマン」第一弾予告編分析



ブログ記事のネタがあまり無いので更新頻度が低くなっております。アメコミ映画情報局です。
そんな中でマーベル映画の新作「アントマン」の第一弾予告編が公開されたので、このブログではお馴染みになりつつある予告編分析を行います。

今回は第一弾の予告編分析ということもあって、「アントマン」という映画の概要も紹介します。
そもそもどういう映画なのか、キャラクター設定などもあまり知られていない可能性がありますからね。



【映画「アントマン」概要】

antmanposterlarge.jpg
ポスター

全米公開7月17日
日本公開9月予定

・「アベンジャーズ」などで知られるMCUマーベル・シネマティック・ユニバースの世界観に所属する作品。
・監督はペイトン・リード。元はエドガー・ライトだったが、マーベルスタジオと作品の立ち位置(「アベンジャーズ」系列とのリンク)について揉めたためにクビになった。ライトはある程度独立した作品にしたかったのだが、スタジオがそれを許さなかったらしい。
・主演はポール・ラッドで、彼が演じる主人公は原作では二代目アントマンとして知られるスコット・ラング。初代であるハンク・ピムは高齢という設定で、劇中ではアントマンの姿では登場しないらしい。演じるのはマイケル・ダグラス。
・悪役はダーレン・クロスが変身するイエロージャケット。演じるのはコリー・ストール。原作とは全然違う設定となる。
・他にヒロイン的立場のホープ・ヴァン・ダインをエヴァンジェリン・リリーが演じる。名前は異なるが、原作でのワスプ=ジャネット・ヴァン・ダインに相当する人物だと思われる。
・ヘイリー・アトウェル演じるペギー・カーターも登場。ゆえにピム博士の若かりし頃も描かれる可能性が高い。
・他にも新たなキャラクターが数人登場する予定。


【原作でのキャラ設定】

〇初代アントマン:ハンク・ピム博士。自ら発見した“ピム粒子”を使うことで身体を縮小化できるようになった人物。縮小化しても肉体的なパワーは通常サイズ時と同じなため、体長1センチ程度でも大の男と同じ力が発揮できる。また、特殊ヘルメットの力で蟻(アリ)と会話できる。神経質で気弱な性格のためか精神分裂症を患っており、普通の精神状態ではない時期が多い。能力の応用で巨大化もできる。
〇二代目アントマン:元泥棒で、娘を助けるために初代アントマンの装備を盗んで着用するが、その後の行いがピムに認められて装備を引き継いだ人物。能力は初代と同じ。
〇イエロージャケット:ピムが精神病をこじらせた結果誕生した別人格。元と違って大胆で攻撃的な性格。蜂(ハチ)のような格好をしていて、主に巨大化能力を使う。ピムと同一人物。→映画版ではピムではなく、別の人物ダーレン・クロスがイエロージャケットになる設定。
〇ワスプ:ピムの恋人で苦労人。能力はアントマンと同じだが、背中に機械仕掛けの羽を装備しており、生体電気を集めて電撃を放つこともできる。


映画の概要と原作コミックの設定は以上です。原作コミックの方は長い歴史があるので簡単なものに留まりましたが。


それでは、本題の予告編分析に移りたいと思います。

※この分析が一種のネタバレになる可能性もあるので、過度に気にする方はご注意を。



【予告編】




【スクリーンショット・日本語版セリフ・予告編分析】


ヘンリー“ハンク”・ピム「スコット…」
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主人公のスコット・ラング。どうやら原作コミック同様、泥棒のようです。映画の序盤で警察に見つかって逮捕されるのでしょう。


ピム「私はしばらくの間、君を監視していた」「君は特別だ」
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画像上:ハンク・ピムの後ろ姿。どういう理由でスコットに目を付けて監視していたのかは分かりません。
画像下:スコット・ラング



ピム「周りの人々に“何もできない”と思わせるな」
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逮捕され、刑務所に連れて行かれているスコット。
MCUではマーベルワンショットと呼ばれる短編映画にて“シーゲート刑務所”という刑務所が登場していますが(収監者は「アイアンマン2」の準悪役だったジャスティン・ハマーや、「アイアンマン3」のトレバー・スラッテリーなど。詳しくはこちらの記事で)、もしかすると世界観の共有を示すためにスコットもそこに収監されるのかもしれませんね。



ピム「二度目のチャンスには、よく考えて取り掛かるんだ」
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なんらかの理由でスコットを解放してあげたらしいピムが、スコットに頼みごとを話しています。



ピム「これがチャンスだ。娘の目に映る父親になれ」
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“チャンス”というのは、おそらく刑務所から解放されたスコットがアントマンになって何らかのヒーロー活動をせねばならず、それをきっかけに更生すること…?




ピム「ヒーローになるのだ」
Baidu IME_2015-1-12_18-32-5
ピムの研究室らしき場所にやってくるスコット



Baidu IME_2015-1-12_18-32-48
・画像上はピムPYMの文字が建物に入っているので、彼の研究所的な場所でしょう。一説によると映画でのピムは会社の社長という立場のようです。
・画像真ん中の坊主頭の男性は、映画内で悪役のイエロージャケットになるダーレン・クロスです(イエロージャケットのイメージは後で紹介します)。演じているのはコリー・ストール。
・画像下はヒロイン的な扱いだと思われるホープ・ヴァン・ダイン。原作ではジャネット・ヴァン・ダインとして知られ、ワスプというヒーローに扮していた時期もあるキャラですが映画ではホープという名前に変更されているので設定がよく分かりません。
・ホープという名前のキャラは原作コミックのパラレルワールドのエピソードで“ホープ・ピム”というピムとジャネットの間の娘がいるのですが、後に悪党になります。その辺の設定は多分取り入れられないと思うのですが…。
・おそらく映画では主人公の味方だと思います。演じているのはエヴァンジェリン・リリー。



ピム「世界を救えなくても、人々の命を守れ」
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父×娘というドラマが見られるマーベル映画は初ではないでしょうか。スコットはヒーローとして、父親として真っ当な人間になるべくアントマンとしての活躍に身を投じていくのでしょう。(たぶん)



ピム「スコット。私のために“アントマン”になってくれ」
スコット・ラング「ハア。」
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ピムが散々真面目に語っていたのに、気の抜けた返事をするスコット。演じているポール・ラッドはコメディ俳優出身ということもあって、本作は少しユーモアのある映画になりそうです。



Baidu IME_2015-1-12_18-35-40
バスタブの中に立っているアントマン。
装備を一部分を押すと体が縮小化します。



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小さくなってバスタブの底に着地。この後何が行われるのでしょう…?笑



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この人物はチラッとしか映りませんが、おそらく重要キャラです。俳優はマイケル・ペーニャで、そこそこ名の知れた人なので映画でも扱いは大きいはずです。ただし演じているキャラ名は公表されていません。この予告編の映像を見る限りでは、胸バッジからしてピムの会社の人であることは間違いなさそうです。また、小銃を持っているので物騒な人だということも分かります。悪役かもしれませんね。


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羽アリが登場。アントマンは原作コミック同様、ヘルメットの能力でアリとコミュニケーションがとれるようです。
ヘルメットの目の部分には中の人(=スコット・ラング)の目が確認できますね。フルフェイスマスクだとなかなか俳優の表情が見えにくいですが、目元が見えると感情が分かりやすいので良いデザインだと思います。


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・画像上:刑務所の乱闘でしょうか。上記のシーゲート刑務所の囚人服とはデザインが違うので私の予想は間違いかもしれませんね。
・画像真ん中:アントマンスーツを着たスコットが娘に会いに行っています。感動シーンの予感。
・画像下:アントマンが敵を背負い投げしています。どうやら人並み以上の格闘能力はあるみたいです。


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この人物はすでに紹介しましたが悪役のダーレン・クロスです。“悪のアントマン”とも呼べるイエロージャケットに変身する予定ですが、設定はまだよく分かりません。噂では彼はピムの弟子で、人の精神に影響するイエロージャケット技術を発明したことでピムと敵対する?との情報があります。アントマンの任務はそのイエロージャケットスーツを盗み出すこと、という説もあります。確かにそれなら泥棒のスコット・ラングがアントマンに選ばれる理由も説明できますね。


yellowjacketewantmanphotos4.jpg
イエロージャケットのイメージ。背中から機械製アームのようなものが生えているのが特徴的です。



Baidu IME_2015-1-12_18-41-5
ホープ・ヴァン・ダイン。格闘技(キックボクシング)のようなことをしているシーンもあるので、結構 武闘派なのかもしれません。


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羽アリに乗って飛ぶアントマン。これは初期の原作コミックでもよくやっていた描写です。



スコット「一つ質問が。その名前、変えるには遅すぎるかな?」
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スコットは“アントマン”という名前が直球すぎて気に入らないようです笑



Baidu IME_2015-1-12_18-42-51
ロゴ。



…予告編分析は以上です。
映画のストーリーがかなり表面的な部分しか明らかにされていないのですが、映像を見る限りでは結構面白そうです。初代ではなく二代目アントマンが主人公というのも新しいですし、娘のために戦う父親というヒーロー像も新しくて良いと思います。
不安要素は監督のエドガー・ライトが離脱したことによって脚本が急きょ手直しされたことや、それに伴って登場キャラクター(俳優)も何人か降板したので、作品のまとまりが保てているのかどうか気になります。
ただ、アクションシーンなどはしっかり用意されているらしいのでヒーローアクションものとしては心配無用だと思いますし、やはりマーベルスタジオ製作ということで今までの作品たちの面白さが保障されているので総合的に見て期待できる作品に仕上がっているはずです。

映画「アントマン」は
北米では今年の7月17日公開、
日本では9月19日(土)公開予定です。


次の記事は「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」の第二弾予告編分析になりそうです(第二弾予告編自体はもうネットで公開されています)。
他に、「バットマンVスーパーマン」の予告編は2月6~7日、新「ファンタスティック・フォー」の予告編は2月13~14日くらいにネットで公開される可能性が高そうなので、今から楽しみです。もし公開されたらまた予告編分析書きますね。



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非公開コメント

No title

アントマンの予告分析お疲れ様でした!MCUの立ち位置で監督変わったのか・・・…知らなかった。
あと余談ですが予告で出ているスコットが抱いている娘はヤング・アベンジャーズのスタチューことキャーシ―・ラングです

あと質問ですがAOUの後に出るってことはAOU戦後が舞台か、それとも・・・?

予告分析ありがとうございます!
待ってました!!笑

アントマンかっこいいですね
アメコミ豆知識さんがおっしゃってるように新しい要素がMCUに増えた気がしますね!
AoUが少し暗い雰囲気がある分アントマンはコミカルなのを期待します笑

翻訳本しか読めてませんがアントマンが原作で戦ってる姿あまり見たことないのでどんな戦い方するのかも気になります。

次のAoUの予告分析も楽しみにしてます!
ありがとうございました(*^^*)

Re: No title

WRRRYYYYYさん、コメントありがとうございます。
そうですね、ご指摘の通りスコットの娘は原作の設定がそのまま採用されているならキャシー・ラングでしょうね。映画内で将来的に彼女がスタチュー(スタチュア)に変身するかどうかはまだ分かりませんが、もしそうなれば親子ヒーローという面白い展開が見られそうですね。

AoUとの時系列的な関連性は今のところ不明で申し訳ないのですが、少なくともアントマンはウルトロン戦には直接関わらないハズです。

Re: タイトルなし

CAPさん、いつもコメントありがとうございます。
AoUは結構シリアスなストーリーになるみたいなので、「アントマン」には明るいヒーローアクションに期待ですね。
(降板した)元監督エドガー・ライト、監督のペイトン・リード、脚本を書き直したアダム・マッケイともに映画の主要な製作者たちは全員コメディ系映画の経験があるので、そもそも「アントマン」はそういう要素を重視した企画なのでしょうね。

AoUの第二弾予告編分析はいつ公開できるか分かりませんが、なるべく早く書きますね。

更新ありがとうございます(^-^)/

アントマンの直球な感じの名前と能力が大好きです(((o(*゚▽゚*)o)))

ヒットしてほしい!

更新ありがとうございます。いつも楽しく拝見させて頂いております。

アントマン、面白そうですね。アントマン、イエロージャケット共にスーツのデザインも好みです。

エイジオブウルトロンなどの予告編分析も楽しみにしています!

Re: タイトルなし

シロクマさん、コメントありがとうございます。
アントマン、コメディの要素もあるみたいなので期待です。おそらくアメリカをはじめとした世界興収では大ヒットするでしょうね。

Re: タイトルなし

みっちゃんさん、コメントありがとうございます。
アントマンもイエロージャケットも原作コミックではなかなかコミカルなデザインですが、今回の映画版ではそれをある程度尊重しつつ実用的なデザインに変えていますね。
エイジ・オブ・ウルトロンの予告編分析は投稿するまで少し時間がかかりそうなので気長にお待ちください。

No title

エドガーライト監督の作品が大好きなので変更はショックでした。揉めて降板となるともうMCU作品に関わることはないですかね・・・。エドガーライト監督の作品ではホットファズが特におすすめです!(見てなければ)
それでも期待して待ちたいと思います!

Re: No title

hyoroさん、コメントありがとうございます。
エドガー・ライトはマーベルスタジオ立ち上げ当初からマーベルと親密な関係にあったそうで、少なくとも6年間くらいはマーベルスタジオに映画作りのアドバイスを提供していたそうです。そんな中でやっと「アントマン」の企画がスタートして監督に就任しましたが、トラブルが起こってしまい降板しました。悲しいですね。
マーベルスタジオはMCUという一つの映画世界を制御するために徹底した管理体制を敷いているため、作家性の強い監督やスタジオに文句を言う俳優をクビにすることが何気に多いです。意見の相違ということで仕方ないことかもしれませんが、エドガー・ライトは才能のある方だけにマーベルスタジオとの決裂は本当に残念です。
「ホットファズ」面白いですよね。

いきなりすいません。アントマンってフェーズ2になったのですか??

Re: タイトルなし

テテさんコメントありがとうございます。
そうです、「アントマン」はフェーズ2に含まれます。
「キャプテン・アメリカ:シビルウォー」からがフェーズ3です。
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